

氏家 純一理事長あいさつ
<野村国際文化財団>は、“心の豊かさ”をはぐくむ事こそ一番大切なテーマと考え、文化・芸術を次世代へ引き継ぐ若手芸術家の育成と活動へのサポート、さらに、真の国際相互理解を深めるために、外国から日本に学ぶ外国人留学生の支援事業を柱として、1990年から活動を開始し、今日に至っております。
昨今、とくに国際社会は勿論のこと、日常生活に至るまで、目まぐるしい変貌と改革が見られることを考えあわせますと、いろいろな文化を持った様々の国の人たちとの協調を深めていくために、文化・芸術の国際交流や、時代を反映する創作活動をになう若手芸術家への助成はますます重要性を増しています。
また、最近の国際情勢や経済環境等の変化が、留学生の学究生活に与える影響を考えるとき、より充実した奨学制度の必要性を痛感いたします。
しかしながら、ひとくちに文化・芸術さらに教育活動への助成と申しましても、その成果があらわれるまでには、相当時間のかかる事業であります。
従って、私どもでは、民間の立場から、景気や企業の業績に左右されることなく、長期的、計画的かつ効率良く世界の文化・芸術の振興、国際的な人材の育成に対し支援を続けていきたいと考えています。
21世紀を迎えて、こうした活動が、地球規模のボーダレスな社会の中で私たちの“心の豊かさ”に繋がることを願いつつ、財団事業の充実に努めて参りたいと存じます。
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