開店広告創立当時の本店「野村證券」は大正15年1月4日に営業を開始した。 前述したように、創立当時、銀行本店の証券部のほかに、支店証券部として、東京、京都、名古屋、神戸の営業所があったが、証券部の独立、「野村證券株式会社」の創立と同時に、各営業所は、「野村證券」の出張所に改められ、本店と同日、一斉に営業を開始した。 創立当時の職員数は、社員35名、社員見習30名、女子事務員13名、ほかに傭員を含めて合計84名の少数で発足した。職制は簡素なものとし、売買係、金融係、外国係、信託係、受渡係、出納係、経理係、庶務係の8係を設け、さらに、これに対して、調査部、検査課を配置した。なお、売買係は、「野村銀行」時代同様に、証券の売買だけでなく、引受業務をも取扱った。