グローバル・インベストメント・バンキング部門
BRICsをはじめ新興国市場の急成長や、日本の人口の長期的減少による内需縮小予測を受け、多くの日本企業はグローバル展開を一段と活発化しています。特に中国のサービス経済化の進展により、非製造業企業も同国のマーケットを視野に入れた行動を起こすと考えられます。
その結果、日本国内での業界再編のみならず、グローバル・レベルの合従連衡も促進され、投資銀行に対するニーズの拡大と多様化が期待されます。
プロダクトの多様化、新商品開発に関しては無議決権優先株、リキャップCB、地震リスク証券化など新たなソリューションを提供しましたが、今後はこれらの商品のマーケットへの浸透と定着を図りつつ、新しい商品の開発にも取り組みます。
海外ビジネスにおいては、地域ごとに現地完結型ビジネスの拡大を推進すると同時に、日本を含むアジアでの強みを梃子として「Deliver Asia」を実践しつつ、海外での飛躍を目指します。
欧州では築き上げたビジネス・プラットフォームをベースに稼働率を高め、CIS、東欧中心にビジネス拡大に取り組みます。米国ではグローバル・フランチャイズとしての機能を維持・強化します。アジアでは重点地域を絞り込み、特にインド、中国での取り組みを強化します。そのために、アジアの体制は現在の90名から130名への拡充を計画しています。また、日本、欧州に続きアジアにもセクター・バンカーを配置し、顧客カバレッジのグローバル・ネットワークを広げ、連携を強化していきます。
リーグテーブル(2007年4月1日〜2008年3月31日)
日本株式・株式関連ブックランナー リーグテーブル
グローバル 株式・株式関連-日本
表1:日本株式・株式関連ブックランナー リーグテーブルの1位から5位
| 順位 |
ブックランナー |
取引金額 (百万米ドル) |
シェア |
案件数 |
| 1 |
野村 |
8,434.4 |
41.6% |
56 |
| 2 |
JPモルガン |
2,300.8 |
11.3% |
3 |
| 3 |
大和証券SMBC |
2,204.6 |
10.9% |
48 |
| 4 |
日興シティ |
1,955.5 |
9.6% |
17 |
| 5 |
モルガン・スタンレー |
1,405.6 |
6.9% |
7 |
M&Aファイナンシャルアドバイザリー リーグテーブル
日本企業が関わるアドバイザリーランキング (公表案件/取引金額ベース順)
表2:M&Aファイナンシャルアドバイザリー リーグテーブルの1位から5位
| 順位 |
アドバイザー |
取引金額 (百万米ドル) |
シェア |
案件数 |
| 1 |
野村 |
24,778.8 |
19.4% |
138 |
| 2 |
三菱UFJフィナンシャル・グループ |
15,257.0 |
12.0% |
112 |
| 3 |
JPモルガン |
14,714.4 |
11.5% |
24 |
| 4 |
大和証券SMBC |
14,559.9 |
11.4% |
119 |
| 5 |
シティ |
14,063.1 |
11.0% |
84 |
(出所)トムソン・ロイター