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地域貢献活動へのアプローチ

野村グループは各拠点で地域貢献活動を行っています。2010年にドラゴンアワードを受賞したロンドン拠点が、地域貢献活動に対する社会の期待と野村のアプローチについて、ハート・オブ・ザ・シティ※と対話しました。

写真:キャロライン・ハウスマン
ハート・オブ・ザ・シティ
ディレクター
キャロライン・ハウスマン
写真:ジョン・フィザッカリー
野村ホールディングス
欧州地域CEO
ハート・オブ・ザ・シティ理事
ジョン・フィザッカリー
写真:アンソニー・ハート
ノムラ・インターナショナルPLC
欧州コミュニティ・アフェアーズ・ヘッド
アンソニー・ハート

ロンドンが直面している主な社会的課題についてお話しください。

ハウスマン氏

政府の支出削減を受けて、ここ数年でロンドンの社会・政治的背景は様変わりしました。公共事業費の削減によって社会福祉や児童向けのサービスの提供に支障が出ています。むしろ、財政支出の削減はほとんどのコミュニティに影響を及ぼしていると言うべきでしょう。若年層の失業も大きな問題で、ロンドンのいくつかの地区では3人に1人の若者が職を得られないでいます。その結果、雇用を拡大し地域経済を活性化するため、起業家や中小企業を支援する動きが加速しています。また、社会福祉や児童向けサービスに対する企業による地域支援への期待もますます高まっています。

金融業界はこうした課題にどのように対応しているのでしょうか。

ハウスマン氏

ロンドンでは慈善活動や地域の公益事業のための資金調達が重要な課題となっていて、新たな資金調達手段の開発を支援する役割が金融業界に求められています。こうした慈善活動を行う団体は、自らの財務管理能力の向上にも高い関心を持っています。昨今の厳しい財政状況下でより効率的に財務管理を行えるよう彼らを支援するという意味でも、金融業界には果たすべき役割があると思います。また、金融業界は地域コミュニティに必要なボランティア人員を継続的に提供しています。社員が若者をスポーツ活動に連れ出したり、ホームレスの救護施設で働いたり、教育、職業、訓練などを受けられない人々の指導にあたることはとても重要で影響が大きいことです。

フィザッカリー

野村は、地域貢献や慈善活動を行う団体への貢献を管理運営する、きわめて効果的なプログラムを作り上げてきました。逆境に置かれた若者たちを対象に、学業成績の向上、就職機会の提供、夢の実現や健康増進を目的に活動しているグループや団体などと協力しており、各団体を通じて、貧困や窮乏、危険な状況に置かれている人たちの喫緊のニーズに応えることを目指しています。私たちは、野村が地域活動に欠かせない大切なパートナーとして地域社会に受け入れていただけるように、ボランティア参加、資金調達、助成制度などのプログラムを実施してきました。

ハート・オブ・ザ・シティはどのような役割を果たしているのでしょうか。

ハウスマン氏

ハート・オブ・ザ・シティの主な支援は、企業に地域貢献活動を拡大するよう働きかけることです。私たちのニューカマー(地域貢献をロンドンで始めようとする企業)向けプログラムは年間約150社の企業による地域活動への参画と活動の拡大を支援していますが、これは多大な効果をもたらしています。それを可能にしているのが、新たに活動を開始する企業に対してアドバイスや指導を提供してくれる野村のような経験豊富な企業の存在です。また、より責任ある金融商品を開発するための投資や金融リテラシーの向上といった面についても金融セクターと緊密に協力しながら進めています。

フィザッカリー

野村がハート・オブ・ザ・シティと関わることになったきっかけは2008年のリーマン・ブラザースの継承のときでした。私たちの目的は他の企業から学ぶこと、さらにはCSRプログラムの策定に初めて取り組む企業やさまざまな事業部門が実施している個々の取り組みの統括を目指す企業の手助けをすることでした。最初はニューカマーとして参加し、他の企業が実施している効果的かつ想像性あふれたプログラムを紹介してもらいました。私たちはそこで大きな影響を受けて、さらに良い活動を実施しようと奮起したわけです。そして今では、協力企業としてニューカマー向けプログラムや戦略の立案を支援しています。野村にはすでに確立したプログラムがあるため、地域活動への参加に関する知識を共有したり、他の企業を指導したりする立場にあります。

こうした活動はどのような効果をあげているのでしょうか。

ハウスマン氏

企業が地域のパートナーとより良い関係を築くよう働きかけることが私たちの役割なのです。実際の影響度を測るのは難しいことですが、ニューカマーが毎年600以上の地域コミュニティに約5,000人の社員を参加させていることは事実です。これらのボランティアのほとんどがハート・オブ・ザ・シティが関与したことで参加するようになった企業で、ニューカマーは、毎年1,000万ポンド近い寄付を慈善事業に対して行っています。

ハート

野村も自らの貢献度を把握することはとても重要です。ロンドンでは、昨年度は地域のコミュニティ・プロジェクトに200万ポンド以上を投資し、恵まれない環境にある1万5,000人の若者を支援しました。金銭的なコミットメント以外にも、ロンドンの全スタッフの40%に相当する1,463人の社員がさまざまなボランティア活動に従事しました。社員の参加はさまざまな影響を生み出しており、社員は参加することで満足感を得ることができ、そうしたボランティア活動での経験が業務の上でも活かされています。また、お客さまと共に仕事する機会を持つことで野村の顧客関係を深めることもできます。各拠点でもグローバルで連携して、野村として一貫した姿勢を保ちつつ、それぞれの地域のニーズに応えるプログラムを開発し、実施しており、現在、野村が世界中でどのような影響を与えているのか把握するために、グローバルな規模で活動に関する情報収集を行っているところです。

企業のコミュニティ参加は将来どのような展開を見せると思いますか。

ハウスマン氏

ハート・オブ・ザ・シティは、CSRプログラムを拡大・継続している400を超える企業のネットワークで、コミュニティ参加プログラムの新たなトレンドを読み取るポジションにあります。最近は顧客やサプライヤーも巻き込んで事業分野を横断する高度なコミュニティ・パートナーシップを構築する企業が増えてきました。その結果、コミュニティ・グループは人材やITから法務や財務まで多岐にわたる分野で支援を得ることが可能になっています。また、コミュニティを支援するために潜在的な顧客同士が協力することで将来ビジネスへ発展する可能性を秘めた面白い状況を生み出しています。このようなパートナーシップには、技能を提供する形でのボランティア活動に対して企業側の注目が高まっていることも一役買っています。野村はすでに2009年時点で他社に先んじて教育面でのボランティア活動を通じた技能向上を裏付ける画期的な調査に参加・協力しています。これは経済界で引き続き支持を得ており、多くのニューカマーが専門技能を活用して学校向けのボランティア活動を実施する契機となっています。

  • ハート・オブ・ザ・シティは、ロンドンで企業が行う社会貢献プログラムを支援しているシティ行政区の関連団体です。

(2011年7月)

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