金融・経済教育
創業者野村徳七は、野村證券の存在意義を、「証券報国こそは野村證券の職域奉公の実体にして、あくまでもこれを貫徹すべく」と掲げ、証券業を遂行することで社会の発展に貢献できると、固く信じていました。社会が豊かになるためには、経済の健全な発展が必要ですが、野村グループは証券市場の裾野を拡大することがその一助になると考えています。そのため金融・証券市場に関する理解を広める情報提供、教育機会の拡充に取り組んでまいりました。
教育は経済発展の源泉の一つです。学ぶことに意欲のある人々に応える仕組みとプログラムを提供し、あらゆる世代に向けた教育機会のさらなる拡充に取り組んでいきたいと考えています。
大学向け金融教育講座の提供
将来の日本経済を担っていく学生に、活きた経済やより実践的な知識の提供を目的とし、全国各地の大学に証券教育講座を提供しています。2006年度は、127の大学で、548名の野村グループの社員が講師を務めました。実務経験に基づいた実践的な講義は、学生の関心を集め、約20,000人の学生が履修しました。
金融経済教育向け学習教材
野村グループは、学習研究社と協力して、立命館大学の佐和教授との共同プロジェクトにより、中学校向け教材「街のTシャツ屋さん」と小学校向け教材「街のけいざい教室」を作り、全国の学校へ寄贈しています。
街のTシャツ屋さん

街のTシャツ屋さん中学校向けの教材「街のTシャツ屋さん」を制作し、2006年3月と2007年4月に全国の中学校へご案内しました。これまでにのべ2000の中学校からたくさんのご希望をいただき、20万部以上を寄贈いたしました。2008年も改訂版を全国の中学校へご案内中です。教材は、絵本形式で複雑な金融経済の仕組みがシンプルに解説された生徒用のテキストと、ワークシートや授業展開例もついた教師用指導書で構成され、中学生がTシャツ屋さんを「起業」するという話にはじまり、企業買収や、国際貿易、企業の社会的責任など、読み進むにつれ、経済の仕組みや関連用語の意味が自然に理解できるようになっています。
街のけいざい教室

街のけいざい教室小学校高学年向けの金融経済教育教材「街のけいざい教室」を2008年3月に制作し、これまでに希望をいただいた全国1,200校の小学校に約11万部を寄贈しました。教材は、児童用テキストと先生向けの指導書の手引きで構成されており、3人の主人公が生活の様々な場面を通して、値段、税金、会社、地球温暖化などの10のテーマから経済を学べる内容になっています。
「街のTシャツ屋さん」、「街のけいざい教室」ご注文の受付事務局
- 送料などの実費がかかります。
- ご注文に際し、お聞きする個人情報は発送する目的に使用いたします。
上記目的以外の利用はいたしません。
- 冊子の内容に関するお問い合わせにはお答えできませんのでご注意ください。
生涯学習としての金融学習講座の提供
私たちの生活に深いかかわりを持ちながら、まとまって学習する機会の少なかった「経済」や「金融」といった「お金」を取り巻く社会の仕組みについて学ぶことを目的として、地域コミュニティや職場での「生涯学習の場」に、金融・証券知識の学習講座を提供しています。講座内容は、より一層豊かなセカンドライフを過ごすために必要なライフプランやマネープランの考え方に触れながら、快適な暮らしが創造できるよう、初めての方にもわかりやすくなるように心がけています。2003年度より講座の提供を始め、すでに120,000人以上の方に参加いただきました。
「日経STOCKリーグ」は日本経済新聞社が主催する中学生、高校生、大学生を対象としたポートフォリオ学習およびレポート作成コンテストです。2007年度で第8回を迎えたこのイベントに野村グループは、第1回目より特別協賛を行っています。
第7回日経STOCKリーグには、全国の学校から2,065チーム、8,193人が参加しました。参加チームは、それぞれポートフォリオのテーマを設定し、テーマに沿った複数の企業への投資シミュレーションを行います。同時に、STOCKリーグへの参加を通じて、金融・経済について学んだことや、学習の結果についてレポートを作成します。経済の流れや投資の仕組みを学んでもらうためのプログラムですが、参加者はチームワークや独創力も必要とされる内容となっています。

お金のひみつマンガでお金、銀行、証券会社の役割をわかりやすく解説しています。主に小学生向けの金融学習書に協賛し、2003年4月に全国約24,000校の小学校、2,400の公立図書館に寄贈しました。
「やさしい金融学」の寄贈

やさしい金融学2005年2月、「やさしい金融学」を制作し、全国の約11,000の中学校、および2,400の公立図書館に寄贈いたしました。内容はファイナンシャルプランナーの資格を持つ女性が、近所の中学生たちに金融や経済の仕組みをわかりやすく解説していくものです。
女性のための投資センスアップ・ガイド

女性のための
投資センスアップ・ガイド女性のライフスタイルが多様化する中、幅広い年齢層の女性が資産運用を前向きに捉える傾向にあります。
野村證券では、女性の観点に立った情報提供のため、2004年11月にウーマンズ・ファイナンシャル・プランニング課を設立し、2005年5月、東洋経済新報社より「女性のための投資センスアップ・ガイド」を出版しました。本書は、米国における投資教育のバイブル「A Woman's Guide to Investing」の邦訳です。これは米国の女性達に向けた、お金とどう向き合うべきか、長期的なお金のプランをどのように作っていったらよいか、という指南書です。今後多くの女性の方々に、ファイナンシャル・リテラシー向上のための情報を提供することで、お金に対して一歩踏み出していただくきっかけになればと願っております。
証券投資の基礎

証券投資の基礎2002年5月、野村證券では「証券投資の基礎」を丸善より出版しました。
投資とリターン、投資とリスク、株式投資の方法、債券投資の方法、グローバル証券投資の方法、分散投資などを収録した投資情報部による実務家の作成した新しいタイプの証券投資の入門テキストです。大学における証券教育講座の参考テキストとしても使われています。

man@bow(学ぼう!)広く一般の方々に、経済・金融に対する関心、理解を深めていただくために、日本経済新聞社と共同で「経済学習サイトman@bow(学ぼう!)」を運営しています。経済や投資に関することだけではなく、時事問題やマーケットの動向などもわかりやすく解説しており、個人の資産運用学習教材としても活用されています。
2003年4月からスタートした「クエストエデュケーションプログラム」は、中学生・高校生を対象に、経済・社会の現実を学び、実社会から"生きる力"を習得する教育プログラムです。職業観の育成や自己のあり方・生き方を自ら考えるよう構成されており、「総合学習の時間」などで活用されています。野村グループは、企業に関するさまざまな体験を通じて、職場や企業活動への理解を深める「コーポレート・アクセスコース」への協賛企業のひとつとして貢献しています。

「どきどきわくわくお金の話」映像2001年4月よりスタートした資産管理の大切さを伝えるマネー講座番組「どきどきわくわくお金の話」を全国160以上のCATV局で放映中です。誰にとっても大切なのは、自分の将来に備えて早くからしっかり準備することです。この番組では、お金に関する基礎知識や資産管理のノウハウ、マネー相談コーナー、学生たちが投資にチャレンジする姿を追いかけたレポートなど、盛りだくさんの内容となっています。現在、1,200万を超える世帯で視聴することができます。
野村グループが提供する教育プログラム体系
