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CSRトピックス | 大学生向け金融教育講座

野村グループでは、将来の日本経済を担っていく学生に、生きた経済やより実践的な知識の提供を目的として、全国各地の大学で金融教育講座の開催を2001年よりスタートしています。
2006年度は、127の大学で、548名の野村グループの役員および社員が講師をつとめました。実務経験に基づいた実践的な講義は学生の関心を集め、 約20,000人の学生が履修しました。また、海外においても、従来3回開催したタイに加え、今回、中国・香港・マカオにある計5大学で「金融教育講座」を開催いたしました。今後も、積極的に金融教育活動をしてまいります。

金融教育講座に携わっている社員の声

野村グループでは多くの社員が金融教育講座に携わっています。金融教育講座の講師をつとめた経験のある社員に話を聞いてみました。

  • 野村證券長崎支店
    「地元の学生に金融や経済について教えることは大変有意義です。大学の講義で知識を伝えられる人数は限られていますが、学生は家に帰って家族に講義の内容を伝えているようです。」
  • 野村證券函館支店
    「大学で講義をしていて感じるのは、経済活動は自分とは関係ないところで起っていると考える人がまだまだ多いことです。地元の金融知識を先導していく責任を感じています。」
  • 野村證券京都支店
    「全国の社員が地元の大学で、7年間にわたって講師をしていることは意味があることだと思います。教授でも先輩でもありませんが、学問と社会の橋渡し役を続けていきたいと思います。」
  • 野村證券投資情報部
    「当初は戸惑う部分もありましたが、今ではしっかりとした手応えを感じることが多くなりました。これからも高い志を持って、証券市場の拡大に貢献できるよう取り組んでいきたいと思います。」
  • 野村アセットマネジメント
    「こうした機会を貴重に感じます。投資信託はなじみが薄いためか商品の説明ではないか、との先入観もあるようです。しかし投信は、世界中で増えており身近で頼りになることを伝えると興味を覚えてくれます。」

金融教育講座 開講実績

表:金融教育講座 開講実績
年度
2001年度 17校
2002年度 112校
2003年度 113校
2004年度 116校
2005年度 116校
2006年度 127校
2007年度(予定) 129校
  • 2000年度より試験的に数校で実施。

実社会とアカデミックの出会い


関西学院大学
商学部教授 博士(商学)
寺地 孝之氏
大学の金融教育講座がはじまった当時のことを、関西学院大学の寺地教授に伺いました。
関西学院大学が野村證券の「金融教育講座(冠講座)」を始めたのは2000年度からですから、早いもので7年が経ちました。今では洗練された講座になり、国内の冠講座の代表的なものの一つになったと思っています。
当時、冠講座を始めた理由には2つありました。第1は、商学部であっても、実務経験のある教員はごく限られていますから、本当の実学を取り入れることにより、より実践的な教育を実現したかったのです。私がそう考えていた時、たまたま野村證券の営業企画部の方とお話をする機会を得ました。学生はビジネスの現場の方の話を直に聞きたいのです。
こうして、野村證券の方に巡り会えたことが第2の理由です。お会いした時、どちらからともなくアイデアが湧いてきて「オムニバス形式」の講座になりました。野村證券には多様な人材がいらっしゃるので、各専門分野から15人の方々にお願いして1回ずつ講義をしていただき、管理面は私たちが担当する形式です。野村證券は非常に積極的に取り組んでくださって、1学期15回で2単位分が準備されました。
「オムニバス形式」は、野村證券と私とで始めた冠講座が日本で初のケース。仕組みなどの情報をオープンにしており、「オムニバス形式」は関西地区をはじめ全国の大学に広まっています。実際、野村證券は1年後に50校、2年後には100校以上の国内の大学に普及させましたし、特別講座として北京大学などアジアの10数大学に冠講座を広げた迅速さには、さすがに驚きました。ある意味で、日本の新しい冠講座のスタンダードを提示できたのではないかと思っております。
学生の意識も変わりました。本当に金融を学ぼうとする意識が定着し、最初から意識の高い学生が講座を履修するようになっています。

受講生のコメント

4月11日、関西学院大学の前期第1回の冠講座終了後、受講した学生に集まってもらい、講座に対するコメントを聞いてみました。

写真:小松貴史さん2回生から冠講座を受講している小松貴史さんは、受講を始めた動機を、こう話してくれました。「講座の中身は、その講座を持ってくる先生の腕だと思うので、寺地先生が外部から招いた野村證券の冠講座というところに安心感、信頼感がありました。実際に聴講してみて、一番眠たくなる頃合いに興味を惹く映像を出すなど、プレゼンのやり方が非常に上手くて、学ぶことがたくさんありました。さらに、今の日本経済の現状や、金融が世界をどう変えていくかを、わかりやすく伝えてくださるので、一番前の席に座らせてもらいました」。

写真:古田亜希さん古田亜希さんは、「ゼミの寺地先生が主に担当していることと、友人から前評判を聞いていたので受講しました。実際、社会に出て現場で働いている方の生の声が聞かれて、すごく勉強になるし、面白いですね。証券会社って今まで余り身近に感じていなかったので、大変参考になりました」という。

写真:松尾聡美さん松尾聡美さんは、「野村證券のことは日本を代表する金融機関というくらいしか知りませんでしたが、実際に働いている方のお話はリアルで実感がありました」という。

冠講座を受けて変わったことは?との問い掛けには、「実務を知るにつれて、大学の勉強の大切さを知るようになりました」、「野村證券の方々は大変知識が豊富で、熱意のある方が多いから素晴らしい講座ができるんだと思いました」、「金融・証券への抵抗感がなくなりました。経済が身近に感じることができるようになったのが大きな変化です」などの声が聞かれました。

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