地域ヘッドメッセージ

米州

安定した収益基盤の確立にコミットしていきます。米州地域ヘッド デイビッド・フィンドレー

米州地域は金融市場において世界最大のマーケットであり、過去を見ても、多くの金融イノベーションを生み出しながら、ダイナミックな成長を遂げてきております。このマーケットにおいて、当社は2009年に自律的成長を軸としたビジネス再構築を始めて以来、ホーム・マーケットである日本やアジアとの連携のもとで、市場の成長に合わせて、ビジネスやフランチャイズの強化に取り組んできています。

ホールセール部門は、お客様のニーズに合わせた多様な商品を提供しています。グローバル・マーケッツでは、我々の強みを活かせる分野に集中しつつ、株式や債券業務でお客様にさまざまな商品や流動性の提供を行っています。インベストメント・バンキングでは、M&A助言や各種引受業務に加え、顧客ニーズに即したソリューションと競争優位のあるサービスを提供しています。

アセット・マネジメント部門では、ハイイールド債券投資を強みとするノムラ・コーポレート・リサーチ・アンド・アセット・マネジメント(NCRAM)が、お客様からの高い評価を受けて着実に運用資産を拡大しています。また、アメリカン・センチュリー・インベストメンツ社への出資と戦略的提携の開始により、さらに当社のプレゼンスを高めるとともに、同社の資産運用での強みをフルに活かして、世界中のお客様への高付加価値サービスの提供を行っていきます。

アメリカという革新性が高く、懐の深い市場で生み出されるビジネス、プロダクトを世界のお客様へお届けすることは我々の大きな役割と認識しております。当社は部門間・地域間で強力に連携すること、多様性を発揮することで、その役割を果たしています。

足元、私たちを取り巻く市場や規制環境の変化が与える影響には注視が必要ですが、こうした変化に柔軟に対応しつつ、ビジネスや経営資源の効率化を進めてまいります。「顧客第一」を念頭にお客様へのユニークな付加価値の提供を行い、引き続き長期経営ビジョン達成のために邁進したいと思います。

デイビッド・フィンドレー
米州地域ヘッド

欧州

「Connecting Markets East & West」というグローバル・ビジョンへの貢献と、欧州の持続可能な収益性改善に注力しています。欧州地域ヘッド ジョナサン・ルイス

欧州地域の優先課題は野村グループにおける海外ビジネスの基本戦略と一致しています。それは、グローバルに顧客基盤を強化、強みのある分野へ注力し、収益性の改善に継続的に取り組むことです。

私たちは、機関投資家、金融機関、事業法人、フィナンシャル・スポンサー、政府系機関等、幅広いお客様に対して最良の商品・サービスを提供することに注力しています。「Connecting Markets East & West」という当社グローバル・ビジネスのビジョンからも、欧州地域は重要な役割を担っているといえます。

ただし、欧州はフルライン型の戦略を取ってはいません。昨今の厳しい事業環境を受けて、当社の強みが活かせる商品や付加価値を提供できる分野に絞り込みを行ったからです。例えばそれは、金利プロダクトであり、取り組みを強化してきたG10為替や新興市場関連ビジネスです。ソリューションの分野でも当社の知的資本を活かし、お客様ごとのニーズに合わせたさまざまな付加価値を提供しています。一方、エクイティでは、一部ビジネスを閉鎖するという新たな決断をしました。今後は、欧州顧客に対する日本株やアジア株のセールスや、日本発行体のECM案件などに注力していきます。そして、これらの商品やサービスを、グローバルに統合されたホールセール部門の枠組みの中で提供し、経営資源についても柔軟かつ効率的に配分してまいりたいと思います。

また、今年は、幅広い企業経営経験を有するJim Leng氏を欧州の会長に迎え、地域コーポレート・ガバナンスのさらなる強化、適切な行動規範を促す企業文化の醸成、役職員の士気を高め、協業しやすい環境を整えます。

以上の変更は、お客様へのさらなる価値の提供に資するためだけでなく、欧州および海外全体の収益性向上につながるものです。過去数年にわたり、コスト水準とリスクの高い資産を大幅に減らしてきましたが、今後もコスト管理の徹底と資本効率の向上に向けた取り組みは変わりません。欧州は現在ある堅固な基盤をベースにフランチャイズをさらに強化し、安定した収益性を確保してまいります。

ジョナサン・ルイス
欧州地域ヘッド

アジア

野村はアジア地域に対して継続的にコミットしていきます。アジア地域ヘッド 飯山 俊康

経済成長著しいアジア地域は、近年、資本市場の規模および中間所得層の拡大も顕著であり、アジアに立脚したグローバル金融サービス・グループとしての地位確立を図る野村の戦略上、極めて重要な地域です。このアジア地域において、当社は50年に及ぶ歴史を有し、12カ国・地域にわたり広範にビジネスを展開、各国政府、中央銀行、事業会社、機関投資家および個人投資家といった幅広いお客様に対し、多様なサービスを提供しております。

市場の成熟化が進むなか、中長期で見ても、中間所得層の急速な増加、直接金融の拡大が見込まれ、金融機関に対するお客様のニーズもより高度化、多様化していくのは必然であります。例えばインフラ・ビジネスにおいては、今後資金需要や投資ニーズがより高まり、当社が果たすことのできる役割は大きいと考えております。

この長期的な成長マーケットにおける競争はますます厳しくなっていくと想定されますが、「お客様のニーズを捉え、変革と挑戦を継続する」という当社の強みを活かすことで、持続的に収益を生み出すことのできる強固なビジネス基盤の構築を進めてまいります。

当社がお客様のニーズに応え続けるにあたり、長期的な観点から有望と判断するビジネス分野および国・地域に対する戦略的な人材強化を行っていきます。また、創業の精神の一つである「顧客とともに栄える」を今後も当社の価値観の中心に置き、お客様とのより一層の対話を継続してまいります。

また、アジアは当社が日本で長年培ってきたリテールとホールセールの両輪モデルを展開することができる地域です。「Connecting Markets East & West」というビジョンのもと、グループ内での協業をさらに推し進め、お客様に対しビジネスや地域の垣根を越えたシームレスなサービスを提供し、安定度の高いビジネス基盤の構築を進めてまいります。

厳しい環境のもと、アジア地域は2016年3月期までに二期連続の黒字を達成しました。今後もアジアにおける成長機会を捉え、さらなる飛躍に向けた努力を継続していく所存です。

飯山 俊康
アジア地域ヘッド

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