2008年7月1日
関係各位
野村アセットマネジメント株式会社
〜 債券アルファ戦略を通じて商品ラインナップを拡充 〜
野村アセットマネジメント株式会社(執行役社長:吉川淳、以下「野村アセット」)は、債券アルファ戦略商品の運用を目的とする米国子会社、Nomura Global Alpha LLC(以下、「NGA」)を設立すると発表した※。2008年7月1日より営業を開始する。
NGAはニューヨークにオフィスを構え、機関投資家および個人投資家向けに、各種債券の相対価値に着目することで超過収益の獲得を目指すアルファ戦略商品を運用する。米国を中心としたグローバル市場の投資適格債券を投資対象とし、金利変動等の市場リスクに過度に依存せず超過収益の獲得を目指す。運用は社外から招聘したRajiv Sobti氏を中心とするチームが担当し、最高運用責任者(CIO)にはSobti氏が就任する。
野村アセットがこうしたアルファ戦略に特化した運用子会社を設立するのは初めてのケースであり、野村アセットの商品ラインナップ拡充の一環として、NGAが運用を行う商品を国内外の様々な投資家に提供していく。また、NGAの運用チームは、野村アセットが運用を行う従来型のグローバル債券運用商品においても、重要な役割を担う。
NGAの設立に当たって、野村アセットの米国現地法人の篠原滋社長は、以下のとおりコメントした。
「NGAの運用力を活用することで、野村アセットが提供する商品をさらに多様化させ、投資家の皆様の投資目的の実現を一層きめ細かくサポートしていく。Sobti氏のリーダーシップの下で、アルファ戦略を含む様々なアプローチを用いることで、米国資本市場に存在する多様な収益機会を追求することが可能になる。最新の金融工学技術を駆使したリスク管理も同時に行いながら、投資家の皆様に優れた運用商品を提供していきたい。」
NGAのCIOに就任するSobti氏は、一貫して債券の調査・運用の分野で活躍してきた。大学で教鞭をとった後、ウォール街に転出し、モーゲージ債券を含む様々な債券の計量分析アナリストおよびストラテジストとして高い評価を得た。その後、米国大手のブラックロック社の債券部門の共同責任者として、様々な債券運用に従事していた。また、NGA設立前は、米運用会社Proxima Alpha Investments社の最高運用責任者(CIO)を務め、今回NGAに参加するチームメンバーとともに、アルファ戦略を活用した債券運用を行ってきた。
NGA設立を契機に、野村アセットはアルファ戦略に着目した商品ラインナップの拡充に更に注力する。またNGAは市場リスクと言われるベータも収益源泉とした従来型の債券運用商品も提供していく。NGAのアルファ戦略は、商品によっては既存の運用商品と組み合わせてポータブルアルファとして活用することや、レバレッジの水準を変化させることも可能であり、厳密なリスク管理も併せて行うことで、多様化する投資家のニーズに対応していく。
野村アセットの吉川淳執行役社長は、
「NGAの設立は、弊社がワールドクラスの運用会社として指向するマルチプロダクト・マルチチャネル戦略の一環である。グローバルな債券運用体制を更に充実させることにより、国内外の投資家の皆様により幅広い運用商品を提供することが可能となる。NGAは今後債券運用部門の核の一つとして位置付けていく。」とコメントした。
以上