2008年11月28日
関係各位
野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー株式会社
野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー株式会社(※1)(執行役社長:福井 保明)は年金等機関投資家向けのマルチ・マネージャー運用(※2)サービスを開始することを発表した。当該サービスを提供する部署として12月1日付で「マルチアセット・マネジメント部」を新設する。
世界には、優れた運用能力を持つものの日本には未進出である運用機関が多数あるが、日本の年金基金を中心とした機関投資家においては、運用内容の改善及びパフォーマンスの向上のため、そうした運用機関を排除することなく、積極的に活用していきたい、とのニーズが着実に増加してきている。
同社ではこのようなニーズに早くから着目、日本に未進出である運用機関の評価・分析も積極的に拡大してきたが、今般、野村グループ各社のマルチ・マネージャー運用サービス機能を集約化してマルチアセット・マネジメント部を新設、顧客のニーズに最も適したポートフォリオ構築のために、世界中の運用機関の中から顧客の目的に合った運用機関を選定し提供する、オーダーメイドの運用サービスを開始する。
また、同社は、モニタリングにおいて、タイムリーなパフォーマンス状況の把握と詳細なリスク管理を可能にする統合的な運用報告など、新たな付加価値も顧客に提供する。
同社は、多様化する機関投資家のニーズと、進化する運用手法の双方を的確に捉え、マルチ・マネージャー運用サービスをさらに高度化することで、顧客に対し新たな付加価値を引き続き積極的に提供していく。
※1: 野村ホールディングス(株)の100%子会社で、投資信託や年金向け運用商品等の調査・分析・評価及び、個人投資家向けファンド・オブ・ファンズの運用も行っており、2008年9月末現在で約2兆4千億円の運用資産残高(助言を含む)を有す。
※2: 得意分野の異なる複数の運用機関を組み合わせることによって、中長期的に安定した運用を行うこと。
以上