2010年6月9日

関係各位

野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー株式会社

米国公認会計士協会監査基準書第70号(SAS70)に基づく検証の実施について

このたび野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー株式会社では、米国公認会計士協会監査基準書第70号(Statement on Auditing Standards No.70、略称SAS70)に基づく独立監査人よる内部統制の検証を実施し、検証基準日時点において、対象業務に係る内部統制が統制目的を達成するために適切に設計・整備されていることを示す報告書(SAS70報告書)を作成致しました。

1. 検証の種類: 内部統制の整備状況の検証(TYPE I)
2. 対象業務: 企業年金、公的年金及び法人の自己資金の運用に資するため、これらの機関投資家を中心とした顧客と投資一任契約を締結して、信託銀行に預託された顧客資産を顧客に代わって有価証券等で運用し、かつ他社へ運用を再委託する、又は、他社が運用するファンドに投資する投資運用業務(マルチアセット・マネジメント業務)
3. 検証基準日: 2010年3月31日

以上

お問い合わせ先

野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー株式会社

代表電話03-6367-3260

<SAS70とは>

SAS70とは、米国公認会計士協会が策定した監査基準書第70号のことであり、独立した会計監査人(外部監査人)が、その企業の内部統制の整備状況および有効性を評価・検証するための基準及びその手続の概要やその結果に基づく監査人の意見を表明した報告書を言います。
会社が、SAS70を取得することは、外部監査人による内部統制の有効性を評価する手続を実施することで、意思決定プロセスを説明できる、内部統制組織の整備およびその運用状況を確認できる、内部統制上の問題点を発見し改善につなげることができるなどのメリットがあります。
資産運用を主たる業務としている当社は、SAS70を取得することは、資産運用会社としての受託者責任を説明する資料の一つとして考えています。

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