野村ホールディングス、リーマン・ブラザーズの
アジア・パシフィック地域部門の継承について発表

野村ホールディングス株式会社（執行役社長兼CEO：渡部賢一）は、リーマン・ブラザーズ（以下、リーマン）のアジア・パシフィック地域部門の雇用等を継承することについて、香港、シンガポール、オーストラリア、インド、タイ、といった拠点の継承は既に完了し、また、日本法人からの継承も本日完了したと発表した。

リーマンのアジア・パシフィック地域部門に所属していた社員は、日本法人については同社の子会社である野村證券（株）が、それ以外については各地域の野村グループ各社が、その雇用の大部分を引き継ぐ。

同社は、欧州･中東地域の株式・投資銀行部門の継承、欧州地域の債券部門元社員の雇用、インドにおけるIT等のサービス関連会社の買収など、リーマンにかかる一連の案件との相乗効果によって、グローバルな業務展開をさらに推し進めていく。

同社の執行役社長兼CEOの渡部賢一は以下のようにコメントした。

「野村グループにリーマンから移った新たな仲間と、『ワールドクラスの競争力を備えた金融サービスグループ』の実現に向けた戦略を推し進める準備がこれで整った。弊社は、お客様のため、資本市場の発展のために、最高のサービスを提供すべくさらに努力していきたい。」

以上

野村ホールディングス、リーマン・ブラザーズのアジア・パシフィック地域部門の継承について発表