野村グループ ニュースリリース

2011年11月9日

関係各位

野村ホールディングス株式会社
コード番号 8604
東証・大証・名証第一部

ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる当社格付けの見直しについて

本日、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(以下「ムーディーズ」)が、当社の債務格付けをBaa2から引き下げ方向で見直しの対象とすることを発表しました。

当社は、2012年3月期第2四半期こそ当期純損失となったものの、2012年3月期第1四半期まで9四半期連続で当期純利益を計上し、リテール、アセット・マネジメント、ホールセールの各部門において強固な国内営業基盤を擁しております。

また、ここ数年、当社は継続的にバランスシートの内容を健全化させてまいりました。2011年9月末現在のグロス・レバレッジは18.1倍、調整後レバレッジは11.0倍であり、速報値ベースの自己資本比率とTier1比率は、それぞれ19.6%と15.8%となります。また、手元流動性は5.6兆円になるなど、磐石な自己資本と高い流動性を擁しております。

さらに、総額12億ドルのコスト削減を決定し、現在、その取り組みを鋭意進めております。

かかる状況において、ムーディーズが当社の債務格付けについて見直しの対象とすることを突然決定したことは誠に残念です。

当社は引き続き顧客への付加価値提供を図るとともに、強固な顧客基盤と財務基盤を活用して収益の拡大に努めてまいります。

以上

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