MACQUARIE 野村グループ

2007年6月7日

関係各位

マッコーリー・バンク・リミティッド
野村證券株式会社

マッコーリー銀行と野村證券、コモディティの派生商品の分野で業務提携
〜顧客ニーズ高まる、コモディティ関連ビジネスの展開を加速〜

オーストラリアの投資銀行であるマッコーリー・バンク・リミティッド(以下、マッコーリー銀行)と、野村ホールディングス株式会社の100%子会社である野村證券株式会社(以下「野村證券」、執行役社長兼CEO:古賀信行)は、コモディティの派生(デリバティブ)商品の分野で業務提携を行うことで基本合意したと発表した。今後両社は、投資家向け商品や事業会社向けヘッジ商品等の開発を共同で行い、日本を含むアジアの顧客に提供していく。

現在、日本国内の事業会社では、本業で取り扱う原材料や製品・商品などに対するヘッジニーズが急速に高まっている。一方、日本の投資家も、投資対象として従来の有価証券だけではなく、異なる資産をポートフォリオに加えることで、パフォーマンスをより高めたい、あるいはリスクの低減を図りたいといったニーズが増えている。

長い歴史とともに国際商品市場に深く関わってきたマッコーリー銀行は、日本国内において強固な顧客基盤と販売網を有する野村證券との業務提携を通じて、コモディティ関連ビジネスの基盤をより強化していく。

一方、野村證券では、マーケッツ関連部署が中心となって、コモディティ関連ビジネスを推進してきたが、顧客ニーズがより多種多様化する中、ノウハウや実績を兼ね備えたマッコーリー銀行と業務提携を行うことで、同ビジネスの展開をより強化・加速する。

両社は、特に顧客からのニーズが高い、エネルギー(原油、石油製品等)、メタル(ベースメタル等)、農産物といった分野でのマーケティング活動や商品開発に注力し、野村グループの強みである日本を含むアジアの顧客に提供していく。

【マッコーリー・グループの概要】

マッコーリー・グループは、24カ国に10,000人を超える金融、投資銀行業務の専門家を配し、金融、投資銀行サービスを提供する、インターナショナルな金融機関。アジア10カ国及びその周辺地域には、1,500人超のスタッフがおり、コーポレート・ファイナンス、ストラクチャードファイナンス、ワラント・仕組み商品、機関投資家向け株式ブローキング・リサーチ、プロパティーアドバイザリー、及びマネージメントサービスの諸業務を提供している。同グループのWebサイトは<http://www.macquarie.com/(新しいウィンドウ)>。

【野村グループの概要】

野村グループは、持株会社である野村ホールディングス株式会社とその傘下にある国内外の子会社で構成される金融サービスグループ。世界30カ国に拠点・子会社などを有するグローバルな企業体として、国内個人投資家への資産管理業、株式や債券のセールス・トレーディング業務、国内外の政府・企業などの発行する株式や債券などの引受業務、M&A/財務アドバイザリー業務、マーチャント・バンキング業務、投資信託・年金資産などの運用を行う資産運用業務などを通じて、競争力のある商品、付加価値の高い金融サービスやさまざまなアドバイスを提供している。同グループのWebサイトは<http://www.nomura.com/jp/(新しいウィンドウ)>。

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