野村グループ ニュースリリース

2011年2月1日

関係各位

野村證券株式会社

野村證券、グリーンIFC債の販売について発表

野村證券株式会社(執行役社長兼CEO:渡部賢一)は本日、国際金融公社(以下「IFC」)が発行するグリーンIFC債(国際金融公社2014年償還豪ドル建債券)について、2月16日から国内リテール向けに販売を実施すると発表した。

世界銀行グループのメンバーであるIFCは、開発途上国の民間部門支援に焦点をあてた機関としては世界最大の規模を誇る。IFCは社会や環境への配慮を確認するための国際的な枠組みである「赤道原則」を策定するなど、社会的責任投資分野で主導的な役割を担い、雇用創出、国民生活に必要不可欠なサービス、開発等に係る資金やアドバイザリーサービスの提供を通じて、貧困の削減や開発途上国における生活水準の向上に貢献している。IFCによる2010年の新規プロジェクト融資は180億ドルに達する。

今回同社が販売するグリーンIFC債の条件決定は2月15日の予定である。

本債券の発行により調達された資金は、IFCが通常の債券によって調達した資金とは分別管理され、再生可能エネルギーやエネルギー効率化、気候変動対策などの環境関連プロジェクトへの融資のみに用いる。投資家は本債券への投資を通じて、IFCが融資を行う環境関連プロジェクトに貢献することが可能となる。

同社は、投資を通じて社会に貢献したいという個人投資家のニーズと、各国で社会的課題の解決を目的に進められているプロジェクトに対する資金需要の橋渡し役を担うことで、本業を通じた社会への貢献を推進していく。今後もこの理念にもとづき、環境問題や水・食糧問題、貧困問題を含めた多様な分野において、地球規模の社会的課題の解決に資する資金調達や金融商品の開発に継続的に取り組んでいく。

※ IFCの融資先プロジェクト例

(1) チリの水力発電所プロジェクトへ8,300万米ドル
水力発電所はサンティアゴより150km南にあるチンギリリカ渓谷に建設

(2) インドのクリーナープロダクションプロジェクトへ300万米ドル
エネルギーや水の効率化を図ることで、コスト削減に成功

注:IFCが融資を行っているプロジェクトの情報はIFCホームページにて公表されている。
http://www.ifc.org/ifcext/spiwebsite1.nsf/$$MapView?openform

以上

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野村證券株式会社
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