アメリカン・センチュリー・インベストメンツ社との戦略的提携

野村ホールディングスは、2016年5月19日、米国の独立系投資顧問会社、アメリカン・センチュリー・インベストメンツ社(ACI)の経済的株式持分約41%(議決権比率10.1%)を取得しました。

ACIのロゴは安定性と継続的な成長の象徴であるオークの木。今回の提携を記念し、ACIからブロンズ像が贈られました。

両社にとってメリットのある提携

ACIは、米国に本拠地を置き、英国・香港にも拠点をもつ1958年創業の独立系投資顧問会社です。

米国株式やグローバル株式などのアクティブ運用に強みをもち、日本の約22倍の規模を誇る米国の投資信託市場で高い存在感を示しています。また、グローバルに展開する大手証券会社や銀行、保険会社などを販売チャネルとしてもっています。

ACIではこれまで、米国以外のビジネス展開が限定的であったことから、野村グループがもつ日本やアジアでの強みは彼らにとって非常に魅力的でした。両社は投資戦略や商品、地域展開の面でほとんど重複がなく、双方にシナジー効果が期待できます。野村アセットマネジメントでは、ACIのもつノウハウを有効活用し、国内外の個人のお客様や機関投資家に提供する運用ソリューションを開発することも可能になります。

両社に共通する創業の精神、企業文化

ACIの基本理念は「お客様が成功することが、結果的に自分たちの成功につながる」です。これは、当社の創業の精神である「顧客第一の精神」と通じるものです。お客様の成功のためにベストを尽くす社員の頑張りを称える文化、社風があることも、同社とともに歩んでいこうという動機づけになりました。

双方向でのプロダクト供給の実現

戦略的提携の発表後、両社のCEOを共同委員長とするビジネス・オポチュニティ委員会を開催し、両社の成長に寄与する具体的な戦略について継続的に協議を行っております。その成果として、国内にてリテール向けの投資信託や国内機関投資家への運用提案に際してACI商品を提供する一方、米国ではACIのビジネスにおいて野村グループの商品を活用するなど、双方向でのプロダクト供給が実現しています。今後とも、国内外での協業体制の整備を進め、さらなる協業の成果拡大に取り組んでまいります。