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野村プリンシパル・ファイナンス
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ドーワワークス株式会社

前社長から経営を引き継ぎ、当社の文化を継承しつつ、経営成果を上げる

ドーワワークス株式会社
取締役社長
西森 孝広
会社概要
  • 本社所在地 : 名古屋市北区杉村一丁目13番24号
  • 創立 : 1950年12月6日
  • 資本金 : 100百万円
  • 事業内容 : 新聞販売店向け丁合機等の省力機器の製造・販売およびリース

経緯
  • 2000年6月、NPFが前社長より企業譲渡の相談を受ける。
  • 同年10月、NPFと前社長との間で株式の譲渡契約を締結後、直ちに受渡。
  • 2001年1月、NPFより西森社長(当時、専務)以下、常勤役員を派遣。
  • 2003年1月 タイヘイ株式会社に持分を譲渡。

経営に携わって

私も長いこと企業経営に携わってきましたが、オーナー系企業に、それこそ「乗り込んで行く」のは初めてでしたので、「経営者として力を貸して欲しい。」とNPFから要請されたときは、正直、いろいろ考えました。長い間、一人のオーナーが経営していた会社ですから、良きにしろ、悪しきにしろ、「歴史」があるわけで、急に「今日から社長だ。」と言って、大なたを振るっても、そう簡単にいくはずもない。かと言って、今の時代に、旧態依然とした経営で立ち行けるほど甘くもない。そんなことを考えたわけです。結局、私はその大役を引き受けたのですが、経営を行うに当たって念頭に置いたことは、オーナー社長であった前社長から経営を引き継ぎ、当社の文化を継承しつつ、その「強み」を伸ばし、また、「弱み」を改善して、立派に親離れした一人前の高収益企業に育て上げることです。単に外から血を入れ替えても企業が変わるとは思っていません。現に、戦略なき合併によって企業が衰退してしまったケースが散見されます。重要なのは、誰かに改革してもらうのではなく、社員の一人ひとりが、当事者意識を持って改革に取り組むことです。私の役割は、社員がそれを実行しやすいよう社内を導いていくことだと考えました。社長に就任して、まず「経営改革プロジェクトチーム」を組織し、NPFのアドバイスを受けながら13項目の改善目標を打ち立てました。旧態依然とした取引慣行の是正、経営情報の迅速・正確な集約、在庫管理・原価管理・営業管理の強化などいずれもオーソドックスな取組みですが、社員が自分達で考え、自らの手で作ったプランという点に意味があるのです。地道な努力が実を結び、この不況下にあっても胸を張れる経営成果をあげているだけでなく、経営管理面でも即株式公開ができる水準に達している、と自負しています。

野村をパートナーとして

2年前は、まだ日本では金融投資家による経営支配は一般的ではなく、特に野村は激しいイメージがあるので、野村が完全親会社になると従業員や取引先に動揺・混乱が生じるのではないかと危惧しました。実際にはM&A業務でトップの実績があるだけに、厳しさの中にも役職員の感情を大切にする姿勢が強く感じられましたし、株式公開業務のプロですから経営管理に関するアドバイスは簡にして要を得た的確なものでした。単に要求を押し付けるのではなく従業員の自発的な改革意欲を引き出すといったあたりは人を大切にする野村の風土がそのまま活かされていると感じた次第です。NPFからの派遣スタッフやサポートチームの皆さんも社内に違和感無く溶け込んでおり、非常に頼もしい存在であると同時に社長として非常にやりやすさを感じています。