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野村プリンシパル・ファイナンス
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富士車輌株式会社

スポンサーとしての出資以外にも、信用力も向上するサポート。

富士車輌株式会社
代表取締役社長
津田 弘史
会社概要
  • 本社所在地 : 大阪府大阪市北区中津1丁目6番24号
  • 創立 : 1925年10月10日
  • 資本金 : 250百万円
  • 事業内容 : 環境プラント、環境装置、化工機、特装車の製造、販売

経緯
  • 2001年2月に民事再生法適用申請。
  • 2002年1月再生計画認可。
  • 2002年3月減増資を行ない、NPFが筆頭株主になる。

経営に携わって

私は、これまで、外食産業、ハイテク機器のメーカー等の企業経営に携わってまいりましたが、NPFより、「再生企業の建て直しに力を貸して欲しい。」との要請を受けた時には、悩まなかったと言えばうそになります。なにしろ、頼まれた先の企業は民事再生法の適用会社ということでしたので、生半可の決意では、その会社の社員をはじめ、債権者、取引先、株主に失礼であると考えたわけです。私のこれまでの経営者人生においては、健全な企業だけなく、法的には破綻に追い込まれた企業もあり、企業を再生させることがいかに容易でないか、肌身をもって知っているので、真剣に考えたのです。結局はお引き受けしたのですが、それは、企業再生が困難であることを知っている一方で、再生の暁に社員と達成感を分かち合えることがどんなに素晴らしいかを知っているからです。また、私の性分、と申しますか、「難しいことに挑戦して、それを達成することに価値がある。」という私の人生観もそうさせたのかもしれません。もちろん、NPFから「全面的にサポートする。」との申し出があったこともこの大役を引き受けた理由の一つとして付け加えたいと思います。私が経営に携わるに際して、心掛けている点は、社員の一人ひとりに、「当たり前のことを当たり前に実行してもらうこと。」と「(努力とか過程をアピールするのではなく)『プロフェッショナル』として、結果を出して、成果を上げてもらうこと。」、この二点です。私の仕事というのは、そのための仕組み作りであると考えています。現時点で、自己採点するのは遠慮しておきますが、最近の業績に加えて、社員の顔つきの変化や動作を見るにつけ、少しずつ再生の手応えを感じているところです。

野村をパートナーとして

私も大企業勤めを経験しているので、大企業の子会社の経営がいかに大変であるかよく知っています。現場の状況を知らないで、資本の論理を振りかざし、子会社の経営に対して注文を出してくる。これでは、その子会社の経営陣をはじめ、社員も面白いはずがありません。当初は、「大株主から必要以上に干渉されるのではないか?」という懸念もありましたが、それは杞憂に過ぎませんでした。もちろん、NPFとは基本的な経営方針については事前に十分すり合わせしていることもありますが、経営の大きな舵取りについては、原則として、現場である我々経営陣に任せてもらっています。また、NPFからはさまざまな支援を得ております。具体的には、NPFからは企画管理担当の役員を派遣してもらい、日常の経営管理業務に加え、社内の若手・中堅社員向けの研究会を率先して開催するなど、社員のスキルアップに注力してもらっています。また、NPFのスタッフからなるサポートチームも常駐派遣してもらい、社内プロジェクトの一つである原価管理制度の整備についても、社員と一緒になって取り組んでもらっています。それに加えて、野村総合研究所のコンサルタントからも、営業戦略の立案とその実践に関するサポートや、幹部職員に対するリーダーシップ研修等いくつかの経営改革プロジェクトを推進してもらっています。当社に対するこのような取組みを間近で見ていると、野村が日本のリーディングカンパニーとして、企業の再生、再建に本気で取組んでいることを強く実感するとともに、私としても、何としても当社を再生させたいという思いをいっそう強くしています。