サプライヤーのみなさまへ
野村グループでは、物品・役務をご提供いただくサプライヤーのみなさまに対し、共にCSR活動を担うパートナーとしてご協力いただきたく、事業活動に伴う環境への負荷低減を実現するため、原則として電子手続きで取引を実施することをお願いしています。
また、行動指針として定める下記「サプライヤーCSRガイドライン」へのご理解・ご協力をお願いしており、ご理解・ご協力いただける場合は取引前に電子署名をいただく他、年に一度の更新や、場合によってはアンケート形式でのモニタリングをさせていただく運用をしています。
サプライヤーCSRガイドライン
野村グループは、当社が拠って立つ基本原則としての「野村グループ行動規範※」の制定・情報開示に加え、持続可能な社会の発展へ貢献することを目的に、サプライヤーと当社が共同でCSR活動を実践していくための指針として「サプライヤーCSRガイドライン」を制定・発行しました。
野村グループ行動規範については、基本的な考え方参照
本ガイドラインは、当社に物品・役務をご提供頂くサプライヤーおよびサプライヤーご自身のサプライヤーも包含した取り組みとしてご理解とご協力をお願いする事項です。以下に掲げる項目のご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。
1法令・社会規範の遵守
事業活動を行う国や地域の法令・社会規範を遵守して事業を行うこと。
- 1.1法令・社会規範の遵守のためのコンプライアンス体制を社内に整えること。
- 1.2独占禁止法、下請法など公正な取引に関する法令を遵守すること。
- 1.3腐敗・汚職防止を徹底し、不適切な利益供与や金品等の受領を行わないこと。
- 1.4反社会的勢力又はそれに類する団体、個人との一切の取引を行わないこと。
- 1.5マネー・ローンダリング及びテロ資金供与に一切関与していないこと。
- 1.6自社あるいはご自身のサプライヤーの役員や主要株主に、当社の役員あるいは従業員がいる場合は、当社に報告すること。
2情報セキュリティ
個人情報・機密情報の管理を徹底すること。
- 2.1個人情報保護の法令・社会規範を遵守し、社内に情報管理体制を設けること。
- 2.2顧客や第三者から受領した機密情報を厳重に管理し、その利用を適切に行うこと。
- 2.3情報システム及びネットワーク上の脅威を防御し、自社及び他者に被害を与えないようにする対策を実施すること。
3品質・安全性の確保
当社へ納入する物品・役務に関して、品質と安全性を確保し、その向上に努めること。
- 3.1各国の法令等で定める安全基準を満たした物品・役務を提供すること。
- 3.2物品・役務に関する正確な情報(仕様・品質・取扱方法等)を提供すること。
- 3.3品質を管理する手順を明文化し、遵守すること。
4環境への配慮
事業活動において、環境への配慮を行うこと。
- 4.1環境に配慮する方針を明文化し、社内で共有すること。
- 4.2温室効果ガスの排出量削減の継続的削減を図ること。(例:自主目標の設定 等)
- 4.3資源・エネルギーの有効活用に取り組むこと。(例:自主目標の設定 等)
- 4.4納入する製品及び自社管理下の製造工程について、法令等で指定された化学物質を管理すること。
- 4.5排水・排気など環境に関する所在国の法令を遵守すること。
「4.4」「4.5」は製造業の適用と致します。
5人権の尊重
従業員の人権を尊重し、安全で快適な職場環境を確保すること。
- 5.1児童労働を行わないこと。
- 5.2強制労働・人身売買を行わないこと。
- 5.3最低賃金、賃金控除、超過勤務、出来高賃金、その他給付等に関する各国当該法令を遵守して従業員に給与を支払うこと。
- 5.4従業員の労働時間(超過勤務を含む)を規定する各国該当法令に従うこと。
- 5.5従業員が、法令に基づき自由に結社するまたは結社しない権利や団体交渉の権利を尊重すること。
- 5.6あらゆる雇用の場面(採用、昇進、育成・研修、賃金、福利厚生、解雇等)において、国籍・人種・性別・性自認・性指向・信条・社会的身分・障がいの有無等を理由とした差別を行わないこと。
- 5.7一切のハラスメントを行わないこと。
- 5.8職場の多様性を推進するため、社内でダイバーシティに関連する指標(社員・管理職に占める女性の比率 等)の目標を設定し、取り組みを行うこと。
- 5.9職場の安全・衛生確保に配慮し、事故・災害・疾病の未然防止に努めると共に、健康増進活動や疾病予防の為の指導等を通じて、従業員の健康づくりを支援すること。
6情報開示
上記に関する適時・適切な情報開示を行うこと。
サプライヤーCSRガイドライン英語訳 (PDF 548KB)
サプライヤーCSRガイドラインの不遵守に関するご相談はこちらよりお願いいたします。