ブックタイトル野村證券 平成27年度版 税金の本

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概要

野村證券 平成27年度版 税金の本

1第1節相続人相続人と法定相続分POINT1相続人の範囲と法定相続分は民法に定められています。2配偶者は常に相続人になります。3配偶者以外の相続人は1子、2直系尊属、3兄弟姉妹と順番が決められています。1相続人の範囲と法定相続分相続人の範囲と法定相続分は民法により定められています。配偶者は常に相続人になります。配偶者以外の相続人の順位と法定相続分は次のとおりです。家族の状況相続人法定相続分代襲相続第一順位第二順位第三順位子ども等(子どもや孫等の直系卑族)がいる場合子ども等がいない場合子ども等も親等(父母や祖父母等の直系尊属)もいない場合配偶者1/2-子1/2孫、ひ孫等配偶者2/3-直系尊属1/3-配偶者3/4-兄弟姉妹1/4甥、姪までなお、相続人が存在しない場合には、一定の手続により特別縁故者への財産分与を経て、残余財産は国庫帰属となります。1子ども等がいる場合子どもがいる場合には、子どもは第一順位で相続人になります。配偶者と子どもが相続人である場合の法定相続分は、配偶者が2分の1、子どもが2分の1(子どもが2人以上いるときは2分の1を均等按分)です。なお、養子は相続人として実子同様に扱われますので、通常の子どもと同じ法定相続分です。被相配続偶人者子A子B子C法定相続分配偶者:1/2子A:1/2×1/3=1/6子B:1/2×1/3=1/6子C:1/2×1/3=1/6150第4章相続と税金