ブックタイトル野村證券 平成27年度版 税金の本

ページ
178/368

このページは 野村證券 平成27年度版 税金の本 の電子ブックに掲載されている178ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

野村證券 平成27年度版 税金の本

1第3節相続税の計算相続税の計算ステップ1:「相続税の総額」を求めるPOINT「相続税の総額」は実際の遺産分割とは関係なく決まり、課税遺産総額を法定相続分どおりに相続したものと仮定して計算します。1課税遺産総額次のように相続税率を乗ずる対象となる「課税遺産総額」を計算します。1「本来の相続財産」と「みなし相続財産」を合計し、「相続時精算課税制度による贈与財産」を贈与時の評価額で加算します。本来の相続財産とみなし相続財産:P.158、不動産の評価:P.213、有価証券の評価:P.200、加算される生前贈与金額:P.1612「非課税財産」と「債務・葬式費用」を差引きます。非課税財産:P.159、債務・葬式費用:P.1603「相続開始前3年以内の一定の贈与財産」を贈与時の評価額で加算します。加算される生前贈与金額:P.1614 3で計算した「課税価格の合計額」から「基礎控除額」を差引きます。基礎控除額:P.1561本来の相続財産みなし相続財産(生命保険金等)相続時精算課税制度による贈与財産2非課税財産債務・葬式費用純資産価額3純資産価額相続開始前3年以内の一定の贈与財産4課税価格の合計額基礎控除額課税遺産総額162第4章相続と税金