ブックタイトル野村證券　平成27年度版　税金の本

概要

野村證券　平成27年度版　税金の本

1第4節特定口座特定口座の仕組みPOINT1特定口座内の取引については、金融機関が上場株式等の売却損益や配当等を計算し、「特定口座年間取引報告書」を作成します。2特定口座（源泉徴収あり）内の上場株式等の売却益および配当等は、確定申告が不要です。3特定口座（源泉徴収なし）内の上場株式等の売却益は確定申告と納税が必要ですが、売却損益の計算は金融機関が行います。特定口座（源泉徴収なし）には、上場株式等の配当等を受入れることはできません。一般口座特定口座（1金融機関に1口座）作「成年源泉徴収なし間取売却損益引報告書」源泉徴収あり個人売却損益投選択資家作「損益通算（平成27年12月31日まで）上場株式等の配当等（平成28年1月1日以後）上場株式等の配当等および特定公社債等の利子等成年間取引報告書」選択確定申告（自分で売却損益を計算）確定申告（簡易な申告）申告不要1特定口座開設手続き個人投資家は、金融機関1社につき1つの特定口座を開設することができます。特定口座を開設する際は、金融機関の営業所に「特定口座開設届出書」を提出し、合わせて本人確認書類を提示しなければなりません。54第3章有価証券と税金