株式会社BOOSTRY

株式会社BOOSTRY(代表取締役社長:平井数磨、以下「当社」)は、「日本のセキュリティ・トークン(以下「ST」)市場総括レポート(2025年度)」(以下「本レポート」)を公表しました。


2025年度はST市場が大きく拡大し、案件の大型化・参入プレイヤーの広がり・アセットの多様化が同時に進展した1年となりました。本レポートの全文は当社ブログ、詳細データは当社ST・RWAダッシュボードをご覧ください。

本レポートの概要

(以下、本文中の金額は1億円未満を四捨五入した概算額を記載)

2025年度の公募STは、単年度で1,650億円、累積で3,333億円の発行となり、昨年度の累積発行額と比較して約2倍に拡大しました。トークン数は、単年度で24本、累積で82本となりました。
アセット別では、不動産を裏付けとした特定受益証券発行信託型のSTが1,408億円と全体の約85%を占め、次いで、社債を裏付けとしたSTが204億円、プライベートエクイティを裏付けとした特定受益証券発行信託型のSTが24億円、不動産を裏付けとした匿名組合契約に基づく権利(匿名組合出資持分)が14億円でした。

 

当社が市場動向を分析する中で重要と捉えてきた以下の3点につき、進展がみられました。
(1)案件の大型化:発行金額100億円を超えるST案件が計7本登場しました。
(2)新規参入企業の広がり:不動産STを中心に、アセットマネージャーや販売会社、受託者まで多様なプレイヤーが新たに参画しました。特に販売会社としては、地域金融機関が参画するなど、地域に根差したプレイヤーの広がりも見られました。
(3)アセットの多様化:プライベートエクイティやベンチャーキャピタルを投資対象とするSTの登場や、大阪デジタルエクスチェンジ株式会社(以下「ODX」)における初のST社債の取扱い開始など、新たな商品・取り組みが進展しました。

 

市場拡大が進む一方で、アセットの償還や二次流通市場の活性化も重要なテーマとなっています。不動産STにおいては、当初想定を上回るスピードで早期償還が実現した事例も複数公表されています。また、ODXが運営するST二次流通市場「START」では、2026年3月末時点で時価総額336億円、8トークンが市場で取引されています。

ST市場(2026年3月末時点)

当社では、2026年度の公募ST発行額は単年度で2,000億円、累計で5,300億円に達すると見込んでいます。
今後の国内市場の展望としては、(1)アセットの多様化、(2)上場株式や国債などの有価証券トークン化、(3)ST×デジタル通貨、(4)プレイヤーの多様化(地域金融機関参画等)が期待されます。国内外の動向が加速する中、2026年度はST市場にとって極めて重要な一年となると考えています。

 

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※ 本プレスリリースに記載の数値、統計情報および市場規模に関する記載は、当社が公開情報等を基に独自に調査・集計したものであり、その正確性や完全性を保証するものではありません。