「責任投資レポート2022」を発行

野村アセットマネジメント株式会社（CEO兼代表取締役社長：小池広靖、以下「当社」）は、本日、2022年における責任投資の活動状況を紹介する「責任投資レポート2022 」（以下「本レポート」）を発行しました。責任投資レポートは年次で発行しており、2018年版から数えて5回目の発行となります。

本レポートは、アセットオーナーや個人のお客様、投資先企業、当社と関係するすべてのステークホルダーに、資産運用ビジネスを通じて持続可能な社会の実現を目指す当社の取組みを報告するものです。当社が行うエンゲージメント活動や議決権行使、ESGインテグレーション等について、豊富な事例を交えて紹介し、毎年その内容の充実を図っています。

今回は、当社が注力している「ESGプロダクト・ガバナンス」の説明を掲載しました。ESG投資の世界的な拡大に伴い、機関投資家が担うべき役割や責任も大きく変化しています。ESGに関する規制の強化等、グローバルにさまざまな変化が生じる中、当社はESGに関するプロダクト・ガバナンス機能^※1の強化を実践しています。

加えて本レポートでは、当社の2050年ネットゼロ目標の達成に向けた取組みを詳述しています。TCFD^※2開示（気候関連開示）においては、当社は初めて国債のポートフォリオ排出量（Financed Emissions）の分析結果を開示しました。これは、2022年12月にPCAF^※3が国債のポートフォリオ排出量の計測・開示基準を公表したことを受け、当該国際基準に基づき実施したものです。

当社は今後も、お客様や投資先企業とともに、「投資の好循環（インベストメント・チェーン）」を生み出すことにより、持続可能で豊かな社会の実現を目指しながら、お客様の資産形成に貢献していきます。