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株式会社タップとの資本提携について

2024年12月25日

野村キャピタル・パートナーズ株式会社

野村キャピタル・パートナーズ株式会社(代表取締役社長:阿部敬、以下「当社」)は、当社が運営・管理する野村キャピタル・パートナーズ第二号投資事業有限責任組合を通じ、株式会社タップ(東京都江東区、非上場、代表取締役会長:林悦男、以下「タップ」)と資本提携を実施しました。なお、出資比率および取得額は非公表です。

タップは、1987年の創業以来約40年にわたり、ホテルや旅館等の宿泊施設向け管理システム(PMS)の専業ソリューションベンダーとして業界をリードしてきました。提供するシステムの高いカスタマイズ性や保守運用体制を含む稼働の安定性などが評価され、国内大手ホテルチェーン各社とも強固な関係を構築し、ホスピタリティサービスの価値向上に大きく貢献しています。また、実証実験施設であるタップホスピタリティラボ沖縄(THL)でのロボット関連企業・通信関連企業との研究開発を通じて、さらなる生産性と顧客体験価値の向上を目指し、観光・宿泊業界におけるDX推進にも注力しています。

宿泊業界は、国内有数の成長産業として政府が全面的に支援する観光産業においてインフラとしての役割を期待されており、今後も需要拡大が見込まれています。一方で、高まる需要に応えるための人材獲得や業務効率化、ホテルチェーンとしての経営高度化が課題となっており、生産性と顧客体験価値の向上に資する必要不可欠なシステムを提供するタップが果たす役割は一層重要になっていくものと考えられます。当社は、野村グループのネットワークや高度な金融サービス機能等を活かし、社会的意義のある観光産業発展の一翼を担うタップを支援していきます。

当社は今後も、野村グループの自己資金を活用したエクイティ等の資金提供と、人的支援を含む多様なソリューション提供やお客様との協働を通じて、多様化・複雑化するお客様のさまざまな課題の解決と事業成長の実現をサポートしていきます。

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