野村グループ ニュースリリース

2008年10月6日

関係各位

野村ホールディングス株式会社
コード番号 8604
東証・大証・名証第一部

野村ホールディングス、リーマン・ブラザーズの
インドにおけるIT等のサービス関連会社の買収を発表

野村ホールディングス株式会社(執行役社長兼CEO:渡部賢一)は、リーマン・ブラザーズ(以下、リーマン)のインド子会社3社の買収について、本日合意に達したと発表した。本案件の対象となる会社は、Lehman Brothers Services India Private Ltd.、Lehman Brothers Financial Services (India) Private Ltd.、Lehman Brothers Structured Finance Services Private Ltd.の3社。3社には合計で約3,000名の職員が現在所属している。本案件は、同社が9月22日と23日にそれぞれ発表した、リーマンのアジア・パシフィック地域部門の人員等の継承、並びに欧州・中東地域の株式・投資銀行部門の人員等の継承案件と相俟って、同社のグローバルなビジネス展開をさらに推し進めるものである。

3社は2005年に設立、約1,200名もの技術者を擁し、IT関連、決済業務等の各種オペレーション、会計関連業務、リスク・マネジメント等、投資銀行が必要とする様々な機能を、リーマンのアジア・パシフィック地域部門及び欧州地域部門を含めグローバルに提供している。今後、3社は、同社のグローバル・ビジネスのサポートも行っていくことになる。

同社の執行役社長兼CEOの渡部賢一は以下のようにコメントした。

「本案件で買収した3社は、弊社のグローバル戦略においても重要な位置を占めるだろう。この3社の買収が、野村とリーマンの人材が融合して得られるビジネス拡大を支える、グローバルな機能プラットフォームの強化を確実なものにするに違いない。本案件は、弊社の『ワールドクラスの競争力を備えた金融サービスグループを目指す』との経営ビジョンの実現をより確実にするとともに、弊社の顧客、株主にとっても意義あるものであると確信している。」

以上

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