野村ホールディングス、ホールセール・ビジネスのグローバル経営体制を発表

野村ホールディングス株式会社は、以下のとおりホールセール・ビジネスの新たな経営体制を発表した。

1.　ホールセール部門の新設（4月1日）

同社は、グローバル・マーケッツ、インベストメント・バンキング、及びその他のホールセール・ビジネスを統括し、連携を強化する目的で、「ホールセール部門」を設置する。ホールセール部門には、チェアマン兼CEO（以下、ホールセールCEO）、及びプレジデント兼COO（以下、ホールセールCOO）を置く。

ホールセールCEOは、同社の執行役副社長兼COOである柴田拓美が兼務する。ホールセールCOOは、Jasjit Bhattal（ジャスジット・バタール）がその任にあたる。なお、Jasjit Bhattalは4月1日より経営会議（※）メンバーとしてグループ全体の経営に参画する。

（※）	経営会議は、野村ホールディングス（株）のCEO、COO、部門CEO、その他CEOが指名する者によって構成される同社の機関であり、経営戦略や事業計画、予算等を含む、野村グループの経営に関わる重要事項について、審議・決定する。

2.　アジア地域の運営について（4月1日）

アジア地域CEOには、同社のグループ・シニア・マネージング・ディレクターで、現在の中東地域CEOであるPhilip Lynch（フィリップ・リンチ）が就任する。

Philip Lynchアジア地域CEOは、引き続き中東地域のビジネスに関して、中東地域のチェアマンの古谷卓也と連携する。

3.　キャピタル・マーケット・ビジネスについて（4月1日）

アジア地域CEOであった篠原実は、4月1日付で野村證券（株）執行役員として、インベストメント・バンキング部門のインベストメント・バンキング担当となる。篠原執行役員は、グローバルなキャピタル・マーケット・ビジネスのさらなる拡充を推進する。

以上