野村グループ ニュースリリース

2010年7月6日

関係各位

野村ホールディングス株式会社
コード番号 8604
東証・大証・名証第一部

野村ホールディングス、スクークの発行を発表

野村ホールディングス株式会社(執行役社長兼CEO:渡部賢一)は、本日、日本企業としては初めての米ドル建スクークを発行すると発表した。

世界の金融市場で存在感を増すイスラム投資家からの資金調達およびイスラム投資家への商品・サービス提供にあたっては、イスラムの戒律(シャリア)に則していることが必要である。シャリアに則った金融取引形態のひとつであるスクークは、通常の債券に近いが、シャリアでは利子の請求や支払いが禁じられているため、実際には、出資とそれに対するリターンの分配という形の取引になる。

今回発行予定のスクークは、発行規模は1億米ドル、期間は2年となる。調達した資金は、同社の子会社である野村バブコックアンドブラウン株式会社(執行役社長:坂口省吾)が行う航空機リース事業に活用する予定である。また、当スクークはマレーシア証券取引所に上場の予定である。

急成長するイスラム金融市場での資金調達によって、同社は引き続き資金調達の地域および通貨の多様化を進めていく。また、今回のノウハウを生かして、野村グループは他の企業の資金調達に、より多様なサービスを提供していく。

以上

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