野村グループ ニュースリリース

2012年1月4日

関係各位

野村ホールディングス株式会社
コード番号 8604
東証・大証・名証第一部

年賀式 渡部賢一グループCEO発言要旨

皆さん、明けましておめでとうございます。

2011年を振り返り、今年がどのような年になるか思いを巡らせる方も多いことと思います。欧州の混乱は今しばらく続くと思われますが、米国は個人消費が堅調、中国は高成長持続の意思が堅く、そして日本は復興予算が承認され、これから乗数効果の高い公共事業が執行されていきます。GDP世界上位三か国が頑張れば、先行きに明るい面も見えてくると思います。

今年も引き続き、各国の事情を反映した金融規制の強化が予想されます。野村はこれまでも、資本増強や外貨を含む長期の資金調達、新規制に対応した劣後債発行など、バーゼル規制の強化に対していつも先手を打ってきました。これからも、我々は規制に係る情勢を注視し、市場のあるべき姿について提言しながら、しっかり対応していきます。

規制強化の逆風の中で、従来の延長線上で欧米の競合他社に追いつけ追い越せではなく、お客様に接する我々一人ひとりがどう変化し、お客様のニーズにどう応えていくか、新しいビジネスモデルを作り上げるチャンスです。また、今がアジアの時代であることについては、ここで多くを述べる必要はありません。そして、一人ひとりがプロフェッショナルとしての自覚を持って、チームとして困難に勝ち残っていきましょう。これら天の時、地の利、人の和、すべて野村にあります。今年も明るく、着実に、先を読みながら共に走っていきましょう。

今年もよろしくお願いいたします。

以上

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