米州におけるプライベート領域ビジネスの拡充を目指した新たな投資ファンドの設定について

Nomura Holding America Inc.（ノムラ・ホールディング・アメリカInc.）の子会社であるNomura Private Capital LLC（ノムラ・プライベート・キャピタルLLC、以下「NPC」）は、米州におけるプライベート領域ビジネスの拡充を目指し、初めての投資商品となるファンド（以下「当ファンド」）を設定しました。当ファンドの設定は野村グループのプライベート領域におけるビジネス展開^※1の重要なマイルストーンであり、野村グループは1億米ドルを出資します。

当ファンドは米国におけるクレジット投資を主に行うクローズド・エンド型のインターバル・ファンド^※2です。高度な投資判断とリスク管理手法を駆使しながら、ダイレクト・レンディングや不動産レンディング、スペシャルティ・ファイナンス、アセットベースト・レンディングを含む幅広い領域を対象とした投資機会を、米国において主にRIA^※3経由で個人投資家に提供します。

当ファンドは、今後数年間で設定を予定している投資商品ラインナップの第1号となります。NPCは今後も、お客様の投資ニーズに応え、グローバル・クレジット分野において差別化された商品・サービスを提供していきます。野村グループは、ハイイールド債券ファンド・マネージャーであるNomura Corporate Research and Asset Management Inc.（ノムラ・コーポレート・リサーチ・アンド・アセット・マネジメントInc.）をはじめ、米州ビジネスにおいて長い歴史を有しています。今後も、セクターの深い専門知識と豊富な業界知識を持つNPCを中心にプライベート・マーケット分野へのさらなる展開を図り、米州に強力なフランチャイズを構築していきます。