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欧州のグループ会社における取締役会会長の任命について

2023年12月1日

野村ホールディングス株式会社

野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:奥田健太郎、以下「当社」)は本日、以下の野村グループ各社において、Sir Tom Scholar(トム・スカラー卿)を Non-Executive Chair(非業務執行取締役、取締役会会長)に任命することをお知らせします。

スカラー卿は、2023年12月1日入社後、2024年1月1日に非業務執行取締役に就任し、必要な当局等の承認を経たのち、2024年4月10日にDavid Godfrey(デイビッド・ゴッドフリー)氏の後任として取締役会会長に就任する予定です。ゴッドフリー氏は、9年間の任期を経て、2024年4月9日にNEHS、NIP、NBIの取締役を退任予定です。

グループCEOの奥田健太郎は以下のように述べています。
「NEHS取締役会にスカラー卿を迎えることができ、大変喜ばしく思います。スカラー卿は長年にわたり英国財務省において輝かしいキャリアを積んでこられました。スカラー卿の金融業界に関する幅広い知識と理解は、当社にとって大きな恩恵になると確信しています。欧州は引き続き私たちのグローバル戦略の重要な一部であり、スカラー卿と協働できることを楽しみにしています。
ゴッドフリー氏には、NEHS取締役会において、最初は非執行取締役としてご尽力いただき、後に取締役会会長として献身的にリーダーシップを発揮していただき、心から感謝しています。同氏のリーダーシップのもと、NEHS取締役会は、当社の国際ビジネスの発展と成長と共に、大きな変革を遂げました。また、同氏はダイバーシティと従業員エンゲージメントの提唱者でもあり、多様性を尊重し、オープンな文化の醸成を支えるために、シニア・マネジメントを支援していただきました」

スカラー卿は、このたびの任命に際して以下のように述べています。
「日本経済は現在重要な局面にあり、野村にとって英国だけでなくグローバルに多くの成長機会が期待される中、この役割を担うことを心待ちにしています」

ゴッドフリー氏は、以下のように述べています。
「NEHS取締役会を率いてきたことは光栄であり、スカラー卿を野村に迎えることを嬉しく思います。退任するにあたり、特にリスク管理体制や統制環境の整備において、共同で作り上げた成果を誇りに思います。NEHS取締役会は、今後訪れるであろう多くの機会をとらえるべく、強固な体制を構築できています」

スカラー卿は、30年以上にわたり英国政府をサポートする中で、数々の要職を歴任し、2022年、英国財務省の事務次官を最後に公務から退きました。デイビッド・キャメロン元首相の上級顧問兼シェルパ、ゴードン・ブラウン元首相の首席秘書官兼首席補佐官、さらに以前には、国際通貨基金および世界銀行の理事も務めています。当社は、スカラー卿がNEHS、NIP、NBIにおいて、非業務執行取締役、取締役会会長として、取締役会や経営陣に対する戦略的な助言や監督等を行い、幅広い業界知識を活用して当社の革新と成長を推進する重要な役割を担うことを期待しています。

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