※現在ご利用のブラウザではX(旧Twitter)の共有ボタンはご利用いただけません

PDF(121KB)

年賀式 奥田健太郎グループCEO発言要旨

2024年1月4日

野村ホールディングス株式会社

このたびの令和6年能登半島地震と羽田空港で発生した航空機事故で亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、被災されたすべての方々にお見舞いを申し上げます。被災地におかれましては早期の復旧をお祈り申し上げます。

孔子の言葉に「天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない」というものがあります。これはあらゆる分野にあてはまる言葉で、仕事においても例外ではありません。わくわくした気持ちで働くことが出来れば、それが一番です。そのための前提となるのは、社員一人ひとりが、フィジカル、メンタルの両面において、健康でウェルビーイングな状態にあることです。この点については会社としても重視しており、そのための環境を整えていくことはマネジメントの重要な責務だと考えています。

私はこれまで機会があるごとに「新しいことに挑戦しよう」と申し上げてきました。これまで通りのやり方をただ続けるだけでは、付加価値はどんどん失われてしまいます。コンフォートゾーンから一歩踏み出し、今年も挑戦を続けていきたいと思います。

感謝する習慣やそれを言葉で表す習慣を身につけることで、幸運が自然と訪れるようになります。「ありがとう」という言葉は発する側も受け取る側も自然と笑顔になるものです。「ありがとう」の反対の言葉は「当たり前」です。どんなことでも当たり前だと思えば、感謝の気持ちはもちろん、心が動くこともありません。当たり前だと思っていることを、本当に当たり前なのかと問い直してみることで、新たなチャンスを生み出し、つかみ取ることが出来ます。

グローバルに日本への関心が高まり、リスクマネーが流入することで、資金の好循環が促進され、経済に成長の伸び代が生まれます。私たちはこれらの機会を確実に活かし、自らのものとすることで、お客様をはじめとしたすべてのステークホルダーからの期待に応えるだけでなく、さらに期待以上の成果を出すことを目指したいと思います。

今年1年、常にわくわくした気持ちを大切に、そして笑顔で、一緒に頑張っていきましょう。

Nomura Connects