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野村證券による福邦銀行の登録金融機関業務に係る顧客口座の権利義務の承継および福井銀行への金融商品仲介業務の委託に関する最終契約締結について
2024年6月24日
株式会社福井銀行
株式会社福邦銀行
野村ホールディングス株式会社
株式会社福井銀行(代表執行役頭取 長谷川 英一、以下「福井銀行」)および株式会社福邦銀行(代表取締役頭取 湯浅 徹、以下「福邦銀行」)ならびに野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO 奥田 健太郎、以下「野村ホールディングス」)の100%子会社である野村證券株式会社(代表取締役社長 奥田 健太郎、以下「野村證券」)は、2023年12月14日に公表した野村證券による福邦銀行の登録金融機関業務に係る顧客口座の権利義務の承継および福井銀行への金融商品仲介業務※の委託(以下「本取引」)に関し、本日最終契約を締結しましたので、お知らせします。
なお、本取引は、関係官庁の許認可取得、各社の所定の機関による承認取得、その他本取引に必要となる契約を条件とし、今後、順次実施していきます。
※ 金融商品仲介業務とは、金融商品取引業者である証券会社の委託を受けて、登録金融機関である銀行がお客さまと金融商品取引業者の間に立って、金融商品取引の勧誘や仲介を行い、金融商品取引を成立させる業務です。
本取引の内容
基本合意時に公表のとおり、会社分割(吸収分割)※の方法により、福邦銀行の公共債・投資信託の窓販業務等、一部の登録金融機関業務に係る顧客口座を野村證券が承継します。野村證券は、福井銀行との間で既に締結している金融商品仲介業務委託契約に基づき取扱いを委託している顧客口座に加え、福邦銀行から承継した顧客口座に関する金融商品仲介業務を福井銀行に委託します。
本取引により、顧客口座の管理は野村證券が、勧誘・販売・アフターフォロー等は福井銀行が担い、福井県内を中心としたお客さまの資産運用に関して、協働して様々な商品・サービスやコンサルティング機能等を提供していきます。
※ 会社分割(吸収分割)とは会社法が規定する手続きに従い、会社が行う事業に関する権利・義務を切り出して、これを他の会社に承継させる行為です。会社分割のうち、既存の会社に権利・義務を承継させる場合を「吸収分割」といいます。
今後の営業体制について
福井銀行では、2022年11月に野村證券との金融商品仲介業務における包括的業務提携に関する最終契約を締結し、2023年5月より、福井市、越前市、坂井市、敦賀市に預り資産営業の専門拠点として設置した「コンサルティングプラザ」と各営業店が連携して、お客さま一人ひとりのニーズに合わせたサービスを提供しております。
本件において野村證券が承継する福邦銀行の顧客口座についても、同様の体制で付加価値の高い総合金融サービスを提供し、Fプロジェクト※一体で地域のお客さまの豊かな生活や健全な資産形成の実現を目指してまいります。
なお、2026年5月に予定されている福井銀行・福邦銀行の経営統合までの期間において、福邦銀行のお客さまが、新規証券口座の開設等を希望される場合は、福井銀行への紹介を行います(紹介に際しては、事前に口座状況等を確認させていただきます)。
※ Fプロジェクトは、福井銀行グループと福邦銀行グループの総称を指しています。
今後のスケジュール
(1)吸収分割契約の締結
本日、福邦銀行と野村證券との間で、本取引に係る吸収分割契約を締結しました。詳細は本日福邦銀行が発信した「野村證券との会社分割(簡易吸収分割)契約書の締結に関するお知らせ」をご覧ください。
(2)お客さまへの詳細説明
具体的な手続等のご案内は、2024年7月中旬に順次発送し、お客さまには書類のご提出等をお願いする予定です。
(3)福邦銀行の証券顧客口座を野村證券金融商品仲介口座へ移行する時期
2025年4月を予定しております。
三社の概要
商号 | 株式会社福井銀行 | 株式会社福邦銀行 | 野村證券株式会社 |
---|---|---|---|
本店所在地 | 福井市順化一丁目1番1号 | 福井市順化一丁目6番9号 | 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 |
代表者の 役職・氏名 |
代表執行役頭取 長谷川 英一 |
代表取締役頭取 湯浅 徹 |
代表取締役社長 奥田 健太郎 |
事業内容 | 銀行業 | 銀行業 | 証券業 |
資本金 | 17,965百万円 | 9,800百万円 | 10,000百万円 |
設立年月日 | 1899年12月19日 | 1943年11月5日 | 2001年5月7日 |
決算期 | 3月 | 3月 | 3月 |
今後の見通し(決算等への影響)
現時点で、本取引が福井銀行および野村ホールディングスの連結業績に与える影響は未定です。重要な影響を与えることが判明した場合には速やかに開示します。