野村ホールディングス株式会社

野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:奥田健太郎、以下「当社」)は、このたび、ドイツ・ハンブルクを拠点とする船舶投資会社であるNavigo Shipholding AG(ナビゴAG、以下「Navigo」)に出資しました。本出資は当社にとって、船舶・海運に関する投資商品の開発を進めていくための第一歩となります。リアルアセットの商品ラインナップを拡充し、機関投資家向けに幅広い投資機会をご提供することは、当社アセットマネジメント業務をさらに強化する戦略に沿った取り組みとなります。

 

Navigoは、ドイツの大手船舶であり海事ソリューション提供企業であるSchulte Group(シュルテグループ)と、ドイツの大手保険会社であるDEVK Insurance(ディービーケーインシュランス)により2019年に設立された船舶保有会社です。幅広い種類の船舶を保有しており、信用力の高い企業向けに長期で用船を提供し、長年にわたる運航・管理の知見や、グローバルなネットワークを有しているのが特徴です。

 

海運は世界の物流を支える重要インフラであり、近年は国際海事機関(IMO)の温室効果ガス削減目標を背景に、海運セクターでは燃料転換や新技術の導入が進んでいます。脱炭素対応船を中心とした新造需要の拡大も見込まれ、これに伴い、LNG燃料船や脱炭素関連船(洋上風力のオフショア支援船や液化CO2輸送船など)を含む船種の多様化が進む見通しです。

 

船舶・海運分野は、単なる新規投資先としてではなく、日本と世界の物流、エネルギー転換、脱炭素化を支える成長市場と捉えることができます。今回の出資を通じて知見を蓄積し、リアルアセットの商品ラインナップを拡充し、アセットマネジメントビジネスの拡大を目指します。

 

当社は、引き続きグループの総合力を生かして「金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する」というパーパスのもと、成長分野への挑戦とサステナブルな社会の共創を目指していきます。