野村ホールディングス株式会社

野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:奥田健太郎、以下「当社」)は、このたび、Circle Internet Group, Inc.(NYSE: CRCL)の関連会社である Circle Internet Financial, LLC(以下「Circle」)と、日本を含むグローバル市場におけるデジタル金融分野での戦略的協業を推進するため、基本合意書を締結しました。

当社は、ブロックチェーン技術を活用して金融取引をネットワーク上で直接行う「オンチェーン金融」の分野において、次世代の市場インフラの可能性を検討します。具体的には、法定通貨などを裏付けとする「ステーブルコイン」を用いた即時決済や、担保管理、資金移動、資本市場取引の高度化などを視野に入れています。

本合意にもとづき、Circleが有するステーブルコインおよびブロックチェーンインフラに関する専門性と、当社が有する金融市場での知見を活かし、日本を含むグローバル市場における新たなデジタル金融ユースケースや次世代市場インフラの創出に向けて協業します。

基本合意の背景

近年、金融業界では、クロスボーダー決済、為替取引、トレジャリー業務、トークン化金融商品、担保管理、資本市場取引などの領域において、より高い効率性、即時性、透明性が求められています。こうした流れの中で、ステーブルコインやブロックチェーン技術を活用した新たな金融インフラへの関心が高まっています。

当社は、グローバルに金融サービスを展開する金融グループとして、デジタル資産や次世代市場インフラの可能性を見据えた取組みを進めています。今後実証実験にとどめず、実務に活用できる金融インフラとしてデジタル金融を発展させることを目指します。

こうした背景のもと、両社は、日本を含むグローバル市場における次世代デジタル金融の発展に向けて協業することで合意しました。

主な検討領域

本合意にもとづき、両社は主に以下の領域における協業を検討します。今後、両社は規制、法務、技術、事業性等の観点から具体的な協議を進めていきます。

 

  • ステーブルコインを活用したオンチェーン金融および資本市場取引
  • オンチェーンでの担保管理、資金移動、決済インフラの高度化
  • ステーブルコインの流通およびオンチェーン金融の実現に必要となる資産保全・担保管理を含めた信託機能の提供

Circleについて

Circleは、世界有数のインターネット金融プラットフォーム企業の一つであり、プログラム可能なブロックチェーンインフラ、デジタル資産、決済アプリケーションを通じて、よりオープンでグローバルな経済の基盤を構築しています。Circleのプラットフォームには、USDCを中核とする世界最大規模のステーブルコインネットワーク、グローバルな資金移動を支えるCircle Payments Network、そしてインターネットの「Economic OS」となることを目指して設計されたエンタープライズグレードのブロックチェーンであるArcが含まれます。

※ オンチェーン金融: ブロックチェーン上で金融取引や決済を行う仕組み。従来の金融システムに比べ、即時性や透明性、プログラムによる自動化に優れます。