京都大学経済研究所「応用金融工学(野村証券グループ)寄附研究部門」も設立より5年目を迎えることができました。同部門では京都大学経済研究所金融工学研究センターと協力して、日本の資本市場の活性化に微力ながらも貢献するため、資本市場を元気にする応用研究を進めております。
今年もその研究活動の一環として、第5回目となる『シンポジウム2006』を開催いたしました。
≪午前の部≫ | 研究シンポジウム 『金融工学の新潮流2006』 国内外の研究者による最新の研究発表を行います。(会場の都合により、同時通訳はありません) |
【ご挨拶】 | |
9:50〜10:00 | 刈屋武昭(京都大学経済研究所客員教授/明治大学ビジネススクールグローバルビジネス研究科長) |
【講演】 | |
10:00〜10:40 | 『米国の金融工学最前線』 内山朋規(UCLA 客員研究員/野村證券(株)金融経済研究所 金融工学研究センター主任研究員) |
10:40〜11:20 | 『New techniques for a real-world distribution』 William Shaw (Professor of Mathematical Finance, Department of Mathematics, King’s College, London) |
11:20〜12:00 | 『行動ファイナンスとその可能性:市場経済実験からの考察』 梶井厚志(京都大学経済研究所教授) |
司会:加藤康之(京都大学経済研究所客員教授/野村證券(株)執行役/金融工学研究センター長) |
≪午後の部≫ | 『企業価値評価と金融工学−M&A時代の企業価値評価手法−』 金融工学の専門知識を必要としない、企業関係者や投資家など実務者向けのシンポジウムです。 |
【ご挨拶】 | |
13:00〜13:10 | 加藤康之 (京都大学経済研究所客員教授/野村證券(株)執行役/金融工学研究センター長) |
【講演】 | |
13:10〜13:50 | 『グローバリゼーションの意味を問い直す』 佐和隆光(京都大学経済研究所長) |
13:50〜14:30 | 『JFEホールディングスの経営統合−シナジー創出と企業価値の向上−』 岡田伸一(JFEホールディングス株式会社常務執行役員) |
14:30〜15:10 | 『企業価値は組織的主観確率分布!−組織的ビューの形成とMA価値評価戦略−』 刈屋武昭(京都大学経済研究所客員教授/明治大学ビジネススクールグローバルビジネス研究科長) |
15:10〜15:20 | 休憩 |
【パネルディスカッション】 | |
15:20〜17:00 | 『M&A時代の企業価値評価手法』 <パネリスト> 馬渡一浩(株式会社電通MP マネジメント局データベース開発室プランニング・ディレクター) 住田孝之(経済産業省産業技術振興課長) 太田洋子(野村證券(株)金融経済研究所) 竹下明文(株式会社ジャフコ第三投資本部産学連携投資部長) <モデレーター> 加藤康之(京都大学経済研究所客員教授/野村證券(株)執行役/金融工学研究センター長) |
日時 | 2006年3月17日 (金)
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会場 | 東京丸の内三菱ビル10F コンファレンススクエア「グランド」 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-5-2 |