For Future Generations ~ 中国の子どもたちの未来のために

野村グループは、ビジネスを展開する世界の各地において、NGO/NPOなどとパートナーシップを組みながら、それぞれのニーズに沿った地域貢献活動を展開しています。

ビーチ清掃など環境保全ボランティアから、チャリティスポーツ大会を通じた募金活動、恵まれない境遇にある若者の就業能力向上の支援まで、活動事例は多岐にわたりますが、各地共通のテーマは「For Future Generations(次世代のために)」。未来を担う子供たち、若者たちにできることは何かを社員が主体的に考え、行動へとつなげています。

世界中で新型コロナウイルス感染症の影響が続くなか、野村グループの地域貢献への思いは変わることがありません。その一例が、野村グループの中国拠点による中国農村部の恵まれない子どもたちへの支援です。2020年9月、子どもたちの読書習慣の促進を目指すチャリティーパートナー「Green & Shine Foundation (以下、G&S)」と共同で、河南省にある中央小学校にミニライブラリーを設置。野村の資金援助を通じて、2,000冊以上の児童書と電子貸出システムを提供しました。低所得世帯の子どもたちの識字率向上や学習環境の整備をテーマに活動を続けてきた経緯が、今回の支援につながりました。

さらに、新型コロナウイルスがもたらすさまざまな問題増加に伴い、農村地域の皆さんにも意識を高めてもらう必要があると考え、2020年末からG&Sと共同で子どもたちの安全に関するオンライン講座を開催しています。野村のボランティア教師が中心となり、全10回のプログラム構成で、教室での安全や家族の安全、事故によるけがや自然災害、衛生管理や心の健康など、幅広いトピックスをカバーしています。北京・上海拠点・駐在員事務所や関連会社で働く社員32人が参加し、これまでに130時間以上のトレーニングやリハーサル、研修を実施。この困難な時期でも子どもたちが安全で健康な生活を送り、明るく活発な日々を過ごせるように支援を続けています。

また、2020年8月にはアジア、欧州および米州の各拠点で社員による募金とマッチング・ギフトの総額約8,000万円を、フードバンクや子供支援、医療支援などを行う約90の団体に寄付することで、新型コロナウイルス対策に関する活動を世界各地で支援しています。

パンデミックによって大きな影響を受けた子どもたちの未来を守るため、いま私たちにできることは何かを問い、行動を起こすことで、この難局を乗り越えていきたいと野村グループでは考えています。

※役職員による募金を福祉団体などに寄付を行う際、寄付金額と同額または一定額を上乗せして企業も寄付する制度

SDGs17の目標

  • 4 質の高い教育をみんなに
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