小学生向け出張授業「まなぼう教室」開催報告

野村グループは、各地で小学生向けの出張授業「まなぼう教室」を開催しています。

「まなぼう教室」は、野村グループの社員が全国の支店や地域の小学校で為替の仕組みや円高円安の意味などを教える体験型授業です。授業では、金融の専門家の立場から子どもたちに通貨の種類や為替レート、円高円安が貿易に与える影響などについてわかりやすく解説するとともに、為替変動を体験できるゲームを実施しています。

金融経済教育の普及

最近の実施事例をご紹介します。

  • 「まなぼう教室」開催例
  • 2月24日 文京区立関口台町小学校 (野村證券 小石川支店)
  • 6月10日 聖徳大学 (野村證券 松戸支店)
  • 7月26日 国分寺市立第九小学校 (野村證券 国分寺支店)
  • 8月23日 夏休み親子イベント (野村ホールディングス 大手町本社)

2月24日 文京区関口台町小学校

文京区の地域支援本部でボランティアをしている社員の紹介により実施し、6年生約60名を対象に、小石川支店の社員が講師を務めました。参加した子供たちはみな好奇心いっぱいで、「国によって使われているお金が違うことがわかった。」「お金の価値は毎日変化しているんだと思った。」などの感想が寄せられました。先生やPTAの皆さんも参加してのプログラム実施となり、地域の皆さんにも小石川支店および野村證券を身近に感じていただける機会となったのではないかと思います。

6月10日 聖徳大学

千葉県松戸市にある聖徳大学の生涯学習社会貢献センターが初めて開催したイベント「聖徳大学楽習フェスタおしごとデパート」で開催しました。このイベントは仕事体験を通して子供たちに「働くこと」の意義を伝えようと企画されたものです。講師は野村證券 松戸支店と野村ホールディングスコーポレート・シティズンシップ推進室の社員が務めました。ブースには、多くの小学生が訪れ、お金の役割について学び、世界の通貨を集めるという「仕事」を体験しました。

7月26日 国分寺市立第九小学校

7月26日に国分寺市立第九小学校にて実施しました。国分寺市立第九小学校ではサマースクールの一環として、民間企業からの出張授業を取り入れています。今年は4年生から6年生の21名が参加し、講師は今年入社したばかりの野村證券 国分寺支店の新入社員2人が務めました。担当の先生からは、「ゲームを通して体験的に学習できるプログラムで、子ども達が意欲的に取り組んでいて良かった。内容量もちょうど良い。来年も活用したい。」、見学に来た保護者の方からは「とても勉強になった。楽しかった。」という感想をいただきました。

8月23日 夏休み親子イベント 大手町本社

昨年度に引き続き、野村ホールディングス コーポレート・シティズンシップ推進室は夏休み「まなぼう教室」を大手町本社で開催し、約30名の社員の子供たちとその保護者が参加しました。プログラム終了後は、トレーディングルームへ移動し、普段見ることができないトレーダーが実際に働いている職場を見学しました。参加した子供たちからは「わかりやすかった」「もっと為替について学びたい」などの感想が寄せられ、良い経験となったようです。

次代を担う子どもたちに、金融・経済のしくみや社会の流れに関心を持ってもらうきっかけ作りにすることを目的に、野村グループでは2008年度より「まなぼう教室」を開催し、さまざまな部署の社員が講師として参加しています。これまでに述べ3,665人を超える子供たちが参加し、経済の基礎的な知識やお金の仕組みについて学びました。
社員有志が意見交換をしながらプログラム内容の改良を行っており、現在の為替を扱うプログラムは、お金の役割や、為替の変動要因の説明なども盛り込んだ内容になっています。

今後も野村グループは、金融や経済についてのしくみについてさまざまな形で学ぶ機会を提供していきたいと考えています。

出張授業プログラムには、上記小学生向けの他、中学生向けプログラム(『投資って何?』)もあります。学校等での実施にご関心がありましたら、お近くの支店もしくはコーポレート・シティズンシップ推進室
csr@jp.nomura.com)までお問い合わせください。

(2012年8月30日)

Nomuraレポートダウンロード
サステナビリティについてのお問い合わせ
メディアギャラリー