社会貢献スピーカーイベント「仕事と社会貢献について考える」を開催
野村グループは、2013年12月3日に、「仕事と社会貢献について考える」と題した社会貢献スピーカーイベントを開催しました。
野村グループでは、被災地でさまざまな取り組みを行っている方々をお招きして被災地の生の声を聞き、野村グループに何ができるかを社員が主体的に考えることを目的として、「復興支援スピーカーイベント」を2012年11月より過去4回開催してきました。今回は、より広い範囲に目を向け「仕事と社会貢献について考える」をテーマに、4名のゲストスピーカーから貴重なお話を伺いました。
M&Aやファイナンスを専門とする木下万暁弁護士からは、ご自身と「プロボノ」の出会いや、労働時間の5%をプロボノ活動に充当していること、これまでに支援してきた団体での活動事例のお話がありました。また、NPO法人クロスフィールズの小沼大地代表理事からは、新興国で企業人が社会課題の解決に取り組む「留職」プログラムの概要、さまざまな企業の取り組み事例をご紹介いただきました。さらに、被災地で復興に取り組むNPO団体に社員を派遣するプログラムについて、株式会社損害保険ジャパンCSR部のご担当者から金融機関として取り組む社会貢献活動についてお話いただきました。
また、イベントの最後には、実際に社内外のボランティア活動に参加している野村グループの社員が自身の活動を通じて感じたことなどを参加者と共有し、個人あるいは企業がどのように社会貢献活動に取り組むことができるかを広く考える機会になりました。
参加した社員からは、「金融そのもの以外にも企業人としてのスキルが社会の役に立つということを学んだ」「今後の業務への取り組みや行動を見直す良いきっかけになった」、「社内外の社会貢献活動にもっと参加したいと思った」、「社会貢献活動は、人材育成にも役立ち、企業にとってもメリットがあると思うので、研修などに取り入れるとよいと思う」、「こういった活動を推進するには、上司やマネジメント層からのサポートが重要であると感じた」などの感想が寄せられました。
プロボノ活動:
「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とする言葉で、社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門的知識を生かしたボランティア活動