生物多様性 with Nomura金融街ロンドンで取り組む養蜂

世界30カ国以上にオフィスを構える野村では、各拠点がそれぞれサステナビリティにつながる活動を行っています。今回はその中から、ロンドン拠点が生物多様性と生態系の理解促進を目的に行う活動をご紹介します。

金融街「シティ」にあるロンドン拠点。テムズ川を望むオフィスビルの屋上にガーデンエリアを設け、10年ほど前から草花やオーガニック野菜を育てています。これらの植物はポリネーターとよばれる花粉を運ぶ昆虫を呼び寄せ、この昆虫を目当てに希少種を含む野鳥も訪れるようになりました。当初ソーラーパネルが並ぶだけだった屋上が、今ではロンドンでも有数のグリーンルーフへと姿を変えています。

グリーンルーフで特に力を入れているのが、専門家の指導のもと2011年に開始した養蜂。オフィス環境にありながら豊かな自然に触れることで、社員はハチが生態系で担う重要性を学び、生物多様性への理解を深める場所になっています。またポリネーターの存在を身近に感じてもらえるよう、ハチミツの収穫・ろ過・ボトル詰め体験、収穫したハチミツを使ったワークショップ、そしてハチの「里親」システムといった社員プログラムを実施しています。

我々が口にする多くの野菜、果物やナッツのほか、嗜好品の原料であるコーヒー豆やカカオ豆も、ハチを代表とするポリネーターによる花粉交配がなければ十分な実をつけることができません。ところがポリネーターは温暖化や農薬散布の拡大といった理由を背景に個体数が急激に減少。都市開発による自然破壊がもたらす生息地の消滅も危惧されています。もしこのまま絶滅すると、普段の食卓から1/3の食べ物が消えてしまうかもしれない…という調査もあるほど、我々にとって実に身近で重要な問題なのです。

気候変動や環境ストレスによって自然の恵みが失われないよう、みんなが力をあわせ生態系の保全に取り組むことが求められています。

自分たちにできることは何か?その答えの一つとして、野村ではルーフガーデンの生物多様性を高める活動を2019年に始めました。丸太や巣箱を置くことで、生物が住みやすく、繁殖しやすい環境づくりを目指しています。

野村では社員が日々の中で生態系に触れ・考える機会を提供することで、ポリネーター保護だけでなくサステナブルな環境保全につながる取り組みをこれからも続けていきます。

SDGs17の目標

  • 15 陸の豊かさも守ろう
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