川越まつり 今昔アーカイブプロジェクト

長引くコロナ禍、新しい生活様式が常態化しつつある今、オンライン化され便利に進化したものがあれば、IT技術だけでは代替できないものも多くあります。たとえば文化芸術。バーチャル美術館が急速に増え、国内だけでなく世界中のアートが身近な存在になりました。その一方で、祭りなどの伝統行事は、人が集い、祭りの体験を共有するからこそ、人から人へとその魅力が伝承されてきたと言えるかもしれません。

日本では年間を通じて全国各地でさまざまな祭りが行われています。その1つ、川越まつりは毎年10月に開催される埼玉県川越市の行事で、2005年に国の重要無形民俗文化財に、2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。川越市内外から80万人以上もの人が集まるこの一大祭事も、多くのイベントと同じように、新型コロナの影響で2年連続での中止が決定しています。先行きが不透明な状況下、市民から愛され、誇りとされているこの文化のたすきをつなぎ続けたいという想いから、野村證券川越支店は地元の商工会議所や神社等と共同で「川越まつり 今昔アーカイブプロジェクト」を結成しました。

川越まつり

370年の伝統を未来に残すと同時に、パンデミックの最中にあっても川越まつりを楽しんでもらえるよう、本プロジェクトでは、オンライン・オフライン両方の施策を企画しています。

  • 川越まつりに関する過去の写真をFacebook上で募集
  • Facebookで募集した過去の写真と同一場所で撮影する地域イベント
  • 「川越まつり今昔写真(仮)」アプリの立ち上げ
  • 川越まつりを長年受け継いでいる方へのインタビュー記事の作成・掲載
  • Facebookで募集した写真や、地域イベントで撮影した写真の展覧会開催

詳しくはこちらをご覧ください

川越支店では、この街の文化をさらに盛り上げていくことで、地域の活性化に貢献したいと考えています。

日本全国に拠点を構える野村證券では、各地で地元コミュニティと関わりの深いさまざまな活動を行っています。地域との共生を目指す私たちの取り組みを今後もご紹介していきます。

SDGs17の目標

  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう
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