春休みキッズイベント2023 開催レポート

野村で夏休みの恒例企画となっている、社員の子どもを対象としたキッズイベント。新型コロナの規制がだいぶ緩和されてきたことから、今年は春休みにも実施しました。プログラムはいつもの金融・経済教育に加え、ゲスト講師に自然写真家の関戸紀倫さんをお招きし、海の自然と生物の生態について教えてもらいました。

関戸さんは東京とパリという都会育ちであるものの、ダイビングインストラクターで写真家でもある父親に連れられ、幼少期から自然豊かな場所を多く旅してきました。その経験からご自身も自然写真家となり、写真や動画を通し環境保護の重要性を訴えています。特に最近力を入れているのが次世代教育という関戸さんは、幼稚園や学校への出張授業なども積極的に行っています。

今回の授業では、実際に海にもぐって海洋生物を間近で観察したときの体験をお話いただきました。サメやクジラは、近づきすぎると相手にこれ上近づかないようにと警告を意味する特殊な信号(音や動作)を出すそうです。自分の身を守るためと、ときには家族(つがいの雌など)を守るために発することも。これら生き物のあまり知られていない生態を知ることで、子どもたちが動物や自然に関心を持ち、多様な生き物の生態系を学んでもらえたらと語られました。これまで国内外で撮影した水中写真と時折クイズも交えながらの授業はとても楽しいものでした。

金融・経済教育の授業では「鷹の爪団の株式のススメ!」を実施しました。動画を通して株式の仕組みを学ぶもので、「秘密結社 鷹の爪」の吉田くんがビジネスを興すところから始まります。子どもたちは吉田くんの事業が将来どう成長するのかを予測しながら、株式の売買を体験します。売買には実際に模擬証券会社の「窓口」に並ぶなど参加型にもなっているため、子どもたちは楽しみながら投資を体験でき、野村の出張授業でも人気のプログラムです。

そして今回は早稲田大学の学生さんがボランティアスタッフとして参加してくれました!子どもたちに計算を教えてくれたり、質問に答えてくれたりと大活躍。今後もこうした交流を通して「学び」の機会を増やしていきたいと考えています。

撮影:花井亨

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