責任投資

野村アセットマネジメントは責任ある機関投資家として、お客様の資産形成に貢献し、持続可能で豊かな社会の実現を目指しています。資産運用ビジネスを通じてお客様の資産形成に貢献することに加え、エンゲージメント等を通じて「投資の好循環(インベストメント・チェーン)」を生み出し、投資先企業の社会的価値の創造を後押しすることも重要視しています。

ハイライト

ESG運用残高

1兆5,433億円

2024年3月末

PRIアセスメント評価

2022年1月~12月の責任投資の取り組みについて
新しい評価体系に基づき

全体方針1項目および自家運用6項目中5項目
計6項目で最高評価「5つ星」を獲得

PRIアセスメント評価における野村アセットマネジメントの評価対象は計10項目です。外部委託を含む全評価については下記レポートをご覧ください。

PRIアセスメントレポート2023

PRIパブリック・トランスパレンシーレポート2023

基本的な考え方

野村アセットマネジメントでは、投資先企業の持続的な企業価値向上につながる建設的な対話(エンゲージメント活動)や、ESG課題の解決に資する運用商品の提供、さらには継続的な投資教育などに積極的に取り組むことで、資産運用を通じた社会の発展に貢献しています。

ESG(環境・社会・ガバナンス)を含むサステナビリティ課題の解決へ向けた動きが、インベストメント・チェーンの好循環を支えるうえで重要であると認識しています。責任ある機関投資家として、投資先企業にサステナビリティを重視した経営を求めるとともに、自社においてもサステナビリティを重視した事業運営を進めています。特に気候変動、自然資本、人権、多様性と包摂性、ウェルビーイングな社会を実現するための価値創造、コーポレートガバナンスに係る問題については、重要な課題であるとの認識のもと、取り組みを強化しています。

2019年3月、ESG課題への取り組みをより明確化させた「野村アセットマネジメントESGステートメント」を制定、公表しました。ESGステートメントは、外部環境の変化やステークホルダーとのエンゲージメントのあり方等に対する考え方を適切に反映するため、必要に応じて改定します。これまでに2021年12月、2022年12月と改定を重ねています。

野村アセットマネジメントの責任投資

野村アセットマネジメントの責任投資レポート

野村アセットマネジメントESGステートメント

責任投資の推進

ESGインテグレーションの強化

野村アセットマネジメントは、SDGsに示されるさまざまな環境・社会課題の解決のための企業活動を新たなビジネス機会と捉え、経営戦略に反映していくことを投資先企業に求めています。機関投資家による企業への資金の供給が、社会課題の解決をもたらすとともに投資成果を生むことでインベストメント・チェーンの好循環が生じ、持続的な社会の構築に貢献できると考えています。

一方、運用部門では、非財務情報を運用プロセスに組み込むインテグレーションを強化しています。財務的な経営パフォーマンスと非財務情報であるESGへの対応には密接な関係があり、相互に影響すると考えているためです。この基準となるESG評価は、企業アナリストによる個別産業・企業ごとのESG課題の抽出に加え、複数の外部評価情報を活用しながら自社独自のESGレーティングを企業に付与し、プロダクトの組成・運用に役立てています。ESG評価は日本企業だけではなく、欧米先進国やアジア・エマージング諸国の企業も対象です。

ESGエンゲージメントの推進

野村アセットマネジメントでは、エンゲージメントを投資先企業の企業価値向上のための重要な活動と捉えています。国内株については投資先企業約2,400社(2023年12月末)の中から、通常の対話に加えてさらに深掘りすべき重要対象企業に対して、ESG課題の解決に向けた対話を実施しています。2023年は911件のエンゲージメント・ミーティングを実施し、ミーティングで取り扱った2,086のテーマのうち、ESG関連が約3分の2を占めています。

2023年のエンゲージメント・ミーティング

2023年のエンゲージメント・ミーティング
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