※現在ご利用のブラウザではTwitterの共有ボタンはご利用いただけません

PDF(157KB)

昨年度に引き続き、GXリーグにおける『GX経営促進ワーキング・グループ』の幹事企業に就任

~企業が持つ気候変動への貢献の機会が適切に評価される仕組みを構築します~

2023年10月13日

野村ホールディングス株式会社

GXリーグ

野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:奥田健太郎、以下「当社」)は昨年度に引き続き、GXリーグ※1の取組みの1つである「市場創造のためのルール形成」において、「GX経営促進ワーキング・グループ」(以下「GX経営促進WG」)の幹事企業に就任しました。GX経営促進WGには、当社を幹事とする6社のリーダー企業をはじめ、金融・エネルギー・素材・重工・商社・建設等、幅広い業界より90社以上の企業が参加しています。

GX経営促進WGは、世界全体のカーボンニュートラル実現に向けて、日本企業が持つ気候変動への貢献の機会(市場に提供する製品・サービスによる排出削減等)が適切に評価される仕組みを構築することを目的として、気候関連の機会を評価・開示する項目を企業・金融機関の双方の観点から議論していきます。また、2023年3月に発行した「気候関連の機会における開示・評価の基本指針」の中で取り上げ、2023年4月のG7気候・エネルギー・環境大臣会合による共同声明や、2023年10月のPRI in Person※2における岸田総理の講演においても言及されている削減貢献量※3について、金融機関による評価事例や、事業会社による基本指針に基づく推奨開示事例について議論を深めていきます。

当社は、GXに取り組むあらゆる企業の機会が適切に評価される社会を目指して、今後も気候関連の機会に関する議論を促進していきたいと考えています。

Drive Sustainability.

野村グループは、「Drive Sustainability.」というコンセプトのもと、サステナブルな社会の実現と社会的課題の解決のため、今後も脱炭素社会への移行をはじめとするお客様のサステナビリティの取組みへのサポートに注力し、高い付加価値を継続的に提供していくことで、真に豊かな社会の創造に貢献していきます。

1 GXとは、「グリーントランスフォーメーション」の略。2050年カーボンニュートラルや、2030年の国としての温室効果ガス排出削減目標の達成に向けた取組みを経済の成長の機会と捉え、排出削減と産業競争力の向上の実現に向けた、経済社会システム全体の変革を行うことを指します。2022年2月1日に経済産業省 産業技術環境局が「GXリーグ基本構想」を発表し、GXに積極的に取り組む「企業群」が、官・学・金でGXに向けた挑戦を行うプレイヤーとともに、一体として経済社会システム全体の変革のための議論と新たな市場の創造のための実践を行う場として「GXリーグ」を設立しました。2022年9月30日付ニュースリリース「GXリーグにおける『GX経営促進ワーキング・グループ』の設立と幹事企業就任について」をご参照ください。

2 PRI in Personとは、責任投資を世界的に主導する国連責任投資原則(PRI)が開催する年次総会であり、ESG・責任投資に関する世界最大規模の国際会議

3 削減貢献量とは、従来の製品・サービス(ベースライン)と新たな製品・サービスの温室効果ガス排出量の差分であり、製品・サービスを通じて社会全体の気候変動の緩和(インパクト)への貢献を定量化したもの。

Nomura Connects