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ibet for Fin コンソーシアムへの参加とセキュリティ・トークン事業への取組みについて
2022年5月24日
野村信託銀行株式会社
野村信託銀行株式会社(代表取締役社長:岡田伸一、以下「当社」)は、ブロックチェーン技術を用いて発行等が行われる有価証券「セキュリティ・トークン」※1を取り扱うためのブロックチェーンネットワークであるibet for Finネットワークを運営する「ibet for Fin コンソーシアム」(以下「本コンソーシアム」)に参加しました。
当社は、今後のセキュリティ・トークン市場の発展を見据え、株式会社BOOSTRY(代表取締役社長:佐々木俊典、以下「BOOSTRY」)が2021年4月に立ち上げ、国内の大手金融機関が参加する本コンソーシアムに参加し、STO(セキュリティ・トークン・オファリング)※2におけるエージェント機能の提供や、証券化商品等のノウハウを生かした新たな投資商品の提供に取り組んでいきます。
また当社は、BOOSTRYが提供するSaaS型トークン管理システム「E-Prime」を国内の信託銀行として初めて導入しました。E-Primeの導入により、STOにおけるトークン発行や期中のトークン管理、社債原簿管理といったエージェント業務全般を執行する体制を構築し、国内で取組みが加速する多様なSTOの市場拡大に貢献していきます。
1 分散型台帳技術の特徴を活かした非中央集権型管理のブロックチェーンネットワーク上で流通するデジタル化された有価証券。有価証券取引の簡素化やコスト低減、新しい商品の組成、新しい取引形態の実現が期待されています。
2 発行会社が従来の株式や社債等に代わり、セキュリティ・トークンによって資金を調達するスキーム。