グループCEOメッセージ

グループCEO永井浩二メッセージ

2019年4月、野村グループは新生・野村として再始動するために、ビジネス・プラットフォームの再構築に取り組み、新たな時代に対応できる筋肉質な基盤づくりを進めていく方針を打ち出しました。これは一言でいうと「非効率性の排除」であり、そのための「シンプル化」です。これをマネジメント体制、コーポレート機能、そしてビジネスという3つの観点で取り組んでいくこととしました。同時に、2022年3月期までに全社のコスト水準を1,400億円程度引き下げるという目標を掲げ、スピード感をもって進めています。

Photo : Koji Nagai President and Group CEO

2014年に「どのような事業環境においても持続的に成長できるような事業基盤を構築する」ことを掲げましたが、この方針に些かの変更もありません。市場環境やこれまでの進捗を踏まえると、2020年の一株当たり当期純利益(EPS)100円というゴールは先送りになる可能性が高いといわざるを得ませんが、まずはビジネス・プラットフォームの再構築を最優先事項として取り組み、一日も早く成長軌道に戻してまいります。

中長期的な成長に向けては、環境・社会・ガバナンス(ESG)の視点も不可欠です。金融は、良好な環境や社会の形成に貢献する資金の流れを生み出すことが可能であり、野村グループも重要な役割を担っています。こうした役割を果たしていくためには、社員一人ひとりが、健全な資本市場の発展に資することが当社の社会的使命であるということを常に認識し、良識や行動規範(コード・オブ・コンダクト)を軸とした思考・行動をとっていくこと、更には、多様性や少数意見を尊重しつつ、目標と責任は全員でシェアしていくという、野村の良いコーポレート・カルチャーを徹底していくことが肝要になります。また、今般の不適切な情報伝達事案については、私自らが陣頭に立って再発の防止に努めるとともに、コーポレート・カルチャーを育み、規律ある組織を取り戻すために取り組んでいきます。

そして、ESGと経営戦略の真の融合に向けて最適なバランスを取りながら、企業理念である「金融資本市場を通じて、真に豊かな社会の創造に貢献する」の実現に向けて邁進してまいります。

引き続き、野村の企業価値創造を見守っていただけましたら幸いです。

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