株式会社メディプラスの株式取得について

野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社（代表取締役社長：茂木豊）と株式会社Japan Search Fund Accelerator（代表取締役社長：嶋津紀子）は、運営管理するジャパン・サーチファンド・プラットフォーム投資事業有限責任組合（以下「本組合」）を通じ、株式会社メディプラス（神奈川県横浜市、非上場、代表取締役社長：瀨﨑哲也、以下「メディプラス」）の株式を取得する契約を締結しました。

本契約は、サーチャーとして活動している松本竜馬氏^※による事業承継投資の一環となります。

メディプラスは現在、「タツミの訪問看護」として神奈川と東京に拠点を展開し、看護師、リハビリテーションスタッフ、ケアマネージャー等が、地域に根差した訪問看護サービスを中心に提供しています。医療依存度の高い利用者や小児科・精神科にも対応できる、神奈川エリアにおける訪問看護のリーディングカンパニーとして認識されています。近年、高齢化等により在宅ケアの基盤整備が重要視され、医療支援を含めた訪問看護が拡大する中、メディプラスは「病気や介護を受けるようになっても住み慣れた家でずっと暮らし続けたい」という利用者の希望を叶え、看護と介護で寄り添う「共につくる未来」の実現を目指しています。本組合は、松本竜馬氏による強いリーダーシップのもと、メディプラスのさらなる成長を支援していきます。

本組合は、多様な投資家が参画する日本最大級のファンド・オブ・サーチファンドです。本組合に参画した投資家等のネットワークを活用しながら、事業承継と経営人材の増加を促進し、投資家に投資機会を提供することで、持続可能な事業承継プラットフォームとなることを目指します。

サーチファンドについて

サーチファンドとはバイアウトファンドの一形態であり、人を軸とした事業承継に特化しています。企業経営を目指す意欲のある経営者候補「サーチャー」と、事業承継に課題を抱え、適切な承継先を探す中小企業を繋ぐビジネスモデルであり、米国で発祥し、近年日本においても新たな事業承継の手段の一つとして注目されています。

野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社について

野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社は、日本の未来を見据え、投資事業組合の組成・運用を通じて、円滑な事業継承や事業の拡大をめざす未公開企業への投資や企業価値向上の支援を行っています。

野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社

株式会社Japan Search Fund Acceleratorについて

2018年5月に日本初のサーチファンドアクセラレーターとして設立され、サーチファンドへの投資、サーチャーおよびサーチファンドの支援、サーチファンドの周知、コンサルティング業務などの事業を展開しています。

JaSFA - Japan Search Fund Accelerator