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年賀式 奥田健太郎グループCEO発言要旨

2022年1月4日

野村ホールディングス株式会社

新年を迎えると気持ちを新たに「今年も新しいことに挑戦しよう」という思いが、ふつふつと湧き上がってくるものです。皆さんもそうではないでしょうか。世界の75%以上の人々が「2022年は2021年よりも良い年になる」と考えているといった調査結果もあるようです。私もその一人です。もちろんそのための努力を惜しみません。

新しいことを始めるのに必要なことは、自分の心が動いたその瞬間を見逃さず、その期待感を信じて一歩踏み出す勇気です。不安な感情が出てきたら、挑戦できている、今までとは違う領域に踏み込んだ、というサインです。これをワクワクとした気持ちで受け入れることができれば勇気が湧いてきます。挑戦に試行錯誤はつきものです。挑戦と改善を繰り返すことがゴールに近づくための最良の方法です。ノープレー、ノーエラーが一番よくありません。

私たちの経営ビジョンは「社会課題の解決を通じた持続的な成長を実現すること」です。「カーボン・ニュートラル」「脱炭素」を含むサステナビリティへの取組みは主要な社会課題の一つです。お客様の置かれている状況は同じではありません。お客様、一人ひとり1社1社の課題を共有し「プライベート」な対応、ソリューションの提供ができてこそ、野村をパートナーとして選んでいただけるのだと思います。また、私たちが持続的な成長をしていくために、リスク・マネジメントの高度化は不可欠です。今後も、環境の変化に対応しつつ、全社の取組みとして推進していきます。

昨年、D&Iの取組みの中で、私にとってインクルージョンとは、「皆が自分らしくいられる環境を整えること」とお伝えしました。多様な人材が活躍できる組織は環境の変化に強く、視点が多様化すれば、見つけられる有益なソリューションの幅が広がります。ただし、人材の多様化を図るだけでは不十分であり、その人材が自らの能力を最大限発揮できる環境を整えることが重要です。

機会あるごとに、3つのS、「スピード」「スキル」「スピリッツ」が大切と言ってきました。もうひとつ、大切なSがあります。「スマイル」です。この1年、一緒に笑顔で頑張っていきましょう。

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