野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:奥田健太郎、以下「当社」)は、2022年4月1日付で「未来共創カンパニー」を改組し、「デジタル・カンパニー」を設立することを決定しましたので、お知らせします。
2019年4月の発足以来、未来共創カンパニーではデジタル・サービスの開発および企画、DX支援業務、新規事業の探索を軸に、カンパニー設立時のビジョンである「お客様と共に理想のサービス、未来を創り続ける」ことを目指してきました。このたび、当社は海外を含む野村グループ内におけるデジタル分野の協業を一層強化するとともに、注力領域の更なる取組み強化を企図し、未来共創カンパニーの発展的拡大を行います。戦略的なミッションを持つ部室※を新たに設置することを通じて、より一層の事業推進・グローバル連携の強化を目指します。
分散台帳技術を用いた暗号資産やセキュリティトークン、NFT等に代表されるデジタルアセットは、新たなアセットクラスとして市場でプレゼンスを示しつつあります。また、分散台帳技術がもたらしたイノベーションと、伝統的金融が融合した世界には、既存の延長ではないサービスが広がっています。今後はそうした世界観も取り入れ、パブリックに加えてプライベート領域の拡大・強化、サステナビリティや脱炭素を含む当社の注力分野において、お客様に提供するサービスを拡大していきます。
グループCEOの奥田健太郎は、「当社は『パブリックに加えてプライベート領域の拡大・強化』に取り組んでおり、『デジタル技術の活用』はその重要な要素の一つです。今後は『デジタル・カンパニー』を中心に社内外のステークホルダーとの協働を一層拡大していくとともに、グループとしてデジタル技術の活用を加速させ、お客様にご提供するサービスをこれまで以上に高めていきます。」と述べています。
今後、当社はデジタル・カンパニーを軸に先進的なデジタル技術の活用を進め、お客様に新たな投資機会と付加価値を提供することを通じて、真に豊かな社会の創造に貢献していきます。
2022年3月1日付ニュースリリース「組織の一部改正と役員・社員の異動について」をご参照ください。