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ネットゼロ目標の達成に向けて新組織を設立
2022年11月11日
野村アセットマネジメント株式会社
野村アセットマネジメント株式会社(CEO兼代表取締役社長:小池広靖、以下「当社」)は、脱炭素社会の実現に対するコミットメントを確保し、当社のネットゼロ目標の達成に向けた取組みを着実に推進するべく、2022年12月1日付で「ネットゼロ戦略室」を新設することを決定しました。
ネットゼロ戦略室のミッションは、当社が掲げる2050年ネットゼロ目標と2030年中間目標※1の達成に向けて、社内外の経営資源の戦略的な活用によりネットゼロに関する情報や専門知識を集約し、実効的なアクションプランを策定・推進することです。
具体的には、ネットゼロ戦略室において、以下の取組みを行います。
- 運用ポートフォリオにおける温室効果ガス排出量の計測・開示対象を上場株式・社債以外の資産クラスに拡張
- 炭素指標やシナリオ分析、移行・物理的リスク分析、気候関連機会指標等のモニタリングを拡大し、気候関連リスク・機会に対する管理を強化
- 脱炭素社会の実現に向けた資金提供等を加速するための適切な気候関連リスク・機会の評価手法を開発し、気候関連のESGインテグレーションを高度化
- 上記の取組みを気候関連のスチュワードシップ活動や脱炭素関連ファンドの開発にも活用
- TCFD提言やNet Zero Asset Managers Initiativeのコミットメント等に基づいた気候関連情報開示の強化や外部評価機関への積極的な報告を通じ、当社の取組みの透明性を向上
- 気候関連イニシアティブ等との連携を強化し、ネットゼロ達成に向けたグローバルな取組みに貢献
野村ホールディングスは金融グループとしてネットゼロに向けた取組みを推進しています※2。当社は、野村ホールディングスと連携し、野村グループ全体でネットゼロ目標を達成することに貢献するとともに、責任ある機関投資家としてESG課題の解決に取り組みながら、世界のお客様から選ばれる日本を代表する運用会社になることを目指していきます。
1 2021年10月25日付ニュースリリース「運用資産の温室効果ガス排出量に関する『2050年ネットゼロ目標』と『2030年中間目標』の設定について」をご参照ください。
運用資産の温室効果ガス排出量に関する「2050年ネットゼロ目標」と「2030年中間目標」の設定について
2 2021年9月28日付ニュースリリース「温室効果ガス排出量のネットゼロ達成に向けた宣言とNet-Zero Banking Allianceへの加盟について」をご参照ください。