日経STOCKリーグ 社員と受賞チームの学生の発表会・交流会を開催しました
野村グループは、過去12年にわたり株式学習コンテスト日経STOCKリーグを支援してきました。日経STOCKリーグは、中学生・高校生・大学生を対象にしたコンテスト形式の株式学習プログラムです。インターネットを活用した「バーチャル株式の体験学習」や、各自の投資テーマに沿ったポートフォリオづくり、投資レポートコンテストなどを通じて、活きた経済にふれ、自ら考え、学んでいく力を身につけることができます。
3月30日に、野村グループ大手町本社にて、今回入賞した学生と社員の交流会を開催しました。受賞チームによるプレゼンテーションでは、レポート作成という手段では伝えられなかった考えを発表してもらいました。例えば、お茶の水女子大学付属高等学校は「はひふへほの法則」というユニークな銘柄選定基準を動作で表現し、会津大学短期大学部は方言や映像を使うなど、それぞれのチームのプレゼンテーションに入念な準備と工夫が見られました。どのチームの発表も、日本の未来を担う企業について深く考察し、投資を通じて、企業を応援し日本を活性化していきたい、という熱い思いのある素晴らしいもので、社員にとっても、証券業や投資の本質を改めて認識する機会になりました。
全受賞チームの発表後、個別レポートに対して社員が講評を行うとともに、総評として、大きな志を持って日本、アジアのリーダーになってほしい、世界から日本を見つめ、世界から自分を見つめていってほしいというメッセージを送りました。学生と社員が自由に意見交換する時間も設けました。社員からのアドバイスを熱心にメモしたり映像に記録しているチームもあり、チャレンジする場があればぐんぐん伸びていく彼らの姿に、日本の未来を牽引していく存在になると頼もしく感じました。参加した先生からは、「投資のプロに対して発表できる機会は、普段はない良い学びの場になりました。」、学生からは「レポートやプレゼンテーションについての感想やアドバイスをたくさん頂けて、とても勉強になりましたし、自信になりました。みなさまが応援して下さっていることを忘れずに、これからの学校生活でも色々なことにチャレンジしていきたいと思います。」といった感想が寄せられました。
野村グループは、今後も日経STOCKリーグを支援していきます。また、参加する学生のみなさんに学びの機会を提供することを通じて、次世代を担う人材の育成に貢献していけるよう、新たな試みも続けていきます。
(2012年4月11日)